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びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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LAITFOOD(レートフード)
        

レートは戦前の一大化粧品メーカーである平尾賛平商店の代表ブランド。レートと言えばここでももう何回も紹介しているレートクレームが有名だけど、このレートフードはレートクレーム発売(明治42年=1909年)から遅れること6年後の大正4年(1915年)に発売された化粧水だ。キャッチフレーズは「ほんのり色白くなる化粧液」で、当時の大ヒット商品だったらしい。フードは直訳すると「食べ物」だけど、命名の由来はどういうものだったのだろう? 「食べ物」みたいに必要不可欠なもの?あるいは「栄養物」という意味に引っ掛けた? ちなみに、この「レートフード」に対して、ライバルの中山太陽堂・クラブ化粧品が「カテイフード」という商品を発売し、商標権を争って泥沼の法廷闘争を繰り広げたそうだ。


    

壜の方は、正面から見るといたってシンプル。資料の写真では、ここに白地に赤い文字を使った華やかなラベルが付けられている。壜の魅力は横に。左右にそれぞれ「レートフード」「LAITFOOD」のエンボスが刻まれているのだ。写真の右手のは陸のハケっぽい場所で見つけたもの。透明なガラスで、左右の他に壜底にも右書きで「レート」のエンボスがある。左手のは干潟の水の中から拾い上げたもので(その時、片脚が長靴の上まで泥にはまった…)、ガラスが少し飴色で壜底のエンボスは「L」の一文字。どちらも、おそらく戦前昭和期の壜と思われるが、レートフードには基本デザインが同じで古いタイプもあるようだ。

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