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びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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卵が先か海胆が先か
        

答えは卵海胆が先ってことで…。漢字を当てるなら玉子海胆なのかな。でも、玉子を使うと、どうもウニ(食品だから雲丹)を混ぜ込んだ卵焼きに思えてくるよね(笑) 名前の由来は、形が玉子…つまりニワトリの卵形だからなのだろうか。このウニ、タマゴウニ目タマゴウニ科の1目1科というグループを形成し、海外のデータベースによれば現生種は3属3種しかいない。そのうち、日本には2属2種が確認されているようだけど、その1種で紀伊半島以南に分布するのが、今回のタマゴウニ(Echinoneus cyclostomus)だ。ちなみに、もう1種については詳細がよくわからない。


          

写真のものは、ダイビングで慶良間諸島の阿嘉島を訪れた時に拾ったものだから、もうずいぶん昔の思い出の一品。形は個体差があって、やや楕円形ぽいものとおまんじゅう形のものがある。殻は、見た目の感じは薄そうに見えるけど、意外と厚い感じ。雰囲気的には、タコノマクラ類と正形ウニの中間のような感じで、とっても可愛らしい。うちにあるのは、一番大きいのが写真1〜2枚目の左側ので、ちょうど長径30ミリ。小さい方は写真3枚目ので、ちょうど長径10ミリ。タマゴウニ、また南の島に拾いに行きたいな〜☆


          
ちびうに〜ず
        

さあ、皆さんお待ちかねの?小っちゃいものネタ、ちびうに〜ずの登場だ。これまでに、こんなのとかこんなのを紹介してきたけれど、今回もいろいろ取り揃えましたよ。ちなみに、ここでの小っちゃいもの標準は5ミリ以下! まずは上の写真から。右の2つ、大きい方はもうしっかり特徴が出ているから一目瞭然。コデマリウニだね。右端のは何だかわからないレベルだけど、色が赤いということでコデマリウニだろうと推定できる。そして左の2つ、これはサンショウウニで間違いないだろう。問題なのは真ん中の1つ。感じは左のサンショウウニに似ているけれど、色がまず青いということと、よく見ると5本の緑帯がある。ちょっと正体がわからないな〜。なんか珍しいヤツ? それとも普通の??


          

下の写真、こちらも揃ってますよ〜。直径3ミリでもかなり拾うのが厳しいんだけど、直径2ミリ来ました!こういう小さいのはちょっと力を入れただけで壊れるし、そもそも指で摘めない。指先をペロッとしてくっつけて回収するのだ(笑) 正体の方はというと、とりあえず左端のはムラサキウニ。それ以外のものは何とも言えないのだけど、中央の緑のはバフンウニだろうと。で、その左右とかも色合いは違っても全体の印象は同じだし、バフンウニなのかな〜? 右側の3つは、真ん中らの摩耗したヤツと推定できるので、そうなるとこれもバフン? う〜ん…ちょっと自信なし。でも、こんなくだらないことに夢中になっているのが楽しんだよね(笑)



さて、hiroimonoは年内はこれが最後の更新になります。今年もお付き合いいただき、ありがとうございました☆
尚、海山日和は本日のほか、あと1回更新予定です。また新年2014年は、お正月休み明けからの再開になります。
皆さま、よいお年をお迎えください。
ちびの葉
        

外洋に向いた砂浜海岸に多く見られるハスノハカシパン。湘南、三浦でもよく見られ、潮が引いたときには生きたものが見つかることもある。冬の九十九里浜で大量に打ち上がっているのを見たこともあるけれど、そういった打ち上げでは大きな個体はあまり見られず、大抵は5センチ以下の小さなものばかりだ。それと反対に、小さいものはよく見つかる。微小貝などの打ち上げ帯をじっくり探せば、1センチ以下のものも苦もなく見つけ出せる。ただ、それらは触っただけで粉々に崩れてしまうほど脆い。それを注意深く持ち帰って撮影してみた。1枚目の写真右に写っているのが、前述した九十九里浜での拾いもので横幅58ミリ。小さい方は正確なサイズを測り忘れたのだけど、左下の一番小さなもので比率から換算すると約3ミリだ。小さいものを集めてみると、成長したハスノハカシパンは肛門が縁辺にあるのに、1センチ以下の個体では上面側にズレているのを発見。バフンウニなどは大きさに関わらず殻の特徴は変わらないので、ちょっとおもしろいな。ちなみにハスノハカシパンの名前は、口(下)側の面に放射状の浅い溝模様がある様子と形から、ハスの葉になぞらえたもの。


          
どこからかパイプの香り
            

台風20号の置き土産。コメツブウニのほかにも素敵なウニが!この浜辺では初めてのオオブンブクだ。まぁ見ての通りの穴あきだけど、絶対いるはずと思っていたし、なにしろ地元で形を保ったブンブクに会うのはかなり久しぶり。これは嬉しかったなぁ。ちなみに写真はヤラセ(笑)思わず拾い上げちゃったし、真っ新な砂の上で改めてはいチーズ!


          

そしてコメツブウニ探しの副産物、ちびウニ。この浜辺はとにかくバフンウニの小さいのはたくさん上がるのだけど、1センチ以下となるとその大きさだけに探すのも大変。今回拾ってきたのは、右から直径5.5ミリ、4.5ミリ、3.8ミリ、3ミリ…といったところ。3ミリの、超可愛い! バフンウニはちびウニが見つけやすいけど、他のウニも探さなきゃ!


          

と思っていたら、とんでもないもの?を発見。微妙に楕円形で長径5ミリほどのこのちびウニ。一見して、地元で普通に見られるウニではないことがわかる。形状から考えればナガウニ科。8月末に千葉に行ったとき、ナガウニ類(おそらくツマジロナガウニ)の殻を拾っているので、神奈川でも可能性はあるだろう。でも、棘のついていたイボの数がツマジロナガウニなどナガウニ属のものに比べ明らかに少ない。これって、もしかしたらパイプウニ幼体の殻? 相模湾でパイプウニの正式な記録ってあるのだろうか。あったとしてもかな〜りレアに違いない。これってもしかしたら大発見かも!(笑)



野の花もたくさん!……海山日和
意外と少数派
          

アカウニは浅場で見られる代表的なウニの1つ。潮間帯では、大きな岩をめくると1〜2センチくらいの小さな個体をよく見かけるのに、大きい個体に出会うことはかなり少ない。大きな個体はほとんど潮下帯にいるのかもしれないね。だからウニ殻も小さなものはよく拾えるけど、大きなものは滅多に拾えない。大抵の場合、大きなものは漁労屑由来かもしれない。もちろん食べられるウニなので、見事に割られた立派な殻が落ちていることも多い。写真の大きいのは貴重なコレクションで、直径は8センチある。この大きさで生殖板などの殻頂部分が残る殻を手に入れたいのだけど、なかなか…。ちなみにアカウニの殻の特徴は、小さいときは緑色だったり紫色だったり帯模様がクッキリだったりするけれど、大きくなればなるほど淡いピンク色になる。色は基本的に淡色系。また殻は中央が出っ張らず、ほぼ平坦なことも他種との区別点になるよ。


普通の中の新しさ
       

海岸で拾えるウニ殻の中では、ムラサキウニと並んでツートップを張るのがこのバフンウニ。神奈川でも潮間帯の岩の下などに普通に生きた個体を見ることができるので、それも当然のことだろう。あまりに普通だし、僕にはこのような才能がないので拾うことは少ないのだけど、改めて殻を並べて見ると意外なほど個体差がある。もちろん色の抜け具合には陽の当たり方や漂白の仕方の影響もあるだろうけど、これを見たら驚く人もいるんじゃないかな? 僕のお気に入りは中央の1個。今までに見つけたのも唯一これだけの、淡いピンク色をしたものだ。下のはチビたち。他のウニに比べて、小さいサイズが拾いやすいのもバフンウニならでは。こういうチビたちは可愛らしくて、普通種云々というのとは別腹(笑) 実は以前、直径3ミリほどのを見つけたことがあるのだけど、拾おうと思ったら他の細かいゴミに紛れてどこかに行ってしまった…。なので、しゃがみ込んでのチビ探しは疲れるのだけど、これからはしっかり取り組まなきゃな〜と思っているのだ。


          
          


こちらの記事にもいろんなバフンウニ!
文福茶釜
        

3月頭のウニ旅で手に入れた憧れのブンブク。こちらでは打ち上げは極々稀。自分自身はまだ見たことがなかった。これを拾うために情報を集めて、淡路島へウニ旅をしたのは以前にご報告した通り。探索ルートは淡路島南ICを出て、西岸を北淡IC近くの淡路市室津あたりまで北上。その間、車でのアプローチが容易な浜辺いくつかを歩いた。天気の悪化が予想されていたため、要した時間は、午前中から昼過ぎまでの4時間程度だと思う。しかしまぁ、あんなにボロボロと打ち上がっているものとは…。破損しているものがほとんどだったけど、それでも持ち帰りに十分な数は確保できた。


          
          

ブンブクチャガマの殻はでっぷりと丸く大きく、殻高も高い。花紋は深くて明瞭。同所的に見られたオカメブンブクと比べても、その違いは明瞭だ(オカメブンブクは花紋の形が違い、深さも浅い)。今回は10個ほど拾ってきて、最大のものは殻長70ミリ、殻高55ミリ。そして、おもしろかったのはフリークが1個拾えたこと(写真3の左)。殻の上面、花紋の部分がべっこりと凹んでいるのだ。それでも殻長60ミリと立派に成長した個体なので、これくらいは生活するのに何の支障もないのだろう。それにしても、殻の薄いブンブク類の漂白は慣れていないし難しい。また拾えばいいや…とはいかなし、肛門部を残そうとするので無理ができない。純白の標本とはいかなかったけれど、まぁそれも良し(笑)




磯始めました……海山日和
あわじのサンショウ
        

さて、昔のサンショウウニの記事を改訂・再掲載したのは、この前振りでもあった。『相模湾産海胆類』を見ると、サンショウウニの近似種(同じサンショウウニ属)には、ハリサンショウウニとキタサンショウウニ、シロツブサンショウウニがある。この中でハリサンショウウニの次に拾える可能性があるのは、キタサンショウウニだと思っていた。このウニ、『相模湾産海胆類』にも載っているのだけど、こちらも殻の写真がモノクロでわかりづらい…。ただ特徴として「歩帯(管足の出るところ)と間歩帯(トゲがつくところ)の正中線上は白い」というのがある。そこで、3月頭のウニ旅の時、淡路島で拾った写真左のウニ殻! これは、どうですか〜?と言いたいところなのだけど、拾った時点でこれがキタサンショウウニでないことはわかっていた。実は、拾った時にはまだ残っていた棘に、くっきり白と紫の帯模様があった。『相模湾産海胆類』に、サンショウウニにはそういうタイプもあること、キタサンショウウニの棘に帯はないってことが書かれていたのを、しっかり覚えていたんだよね〜。つまり、この左側のウニもサンショウウニというわけ。でも、これはこれで、ちょっとすごくない? だって、地元ではこんな淡色のサンショウウニなんか一度も見たことない。サンショウウニも奥が深いな〜。淡路で見つけたサンショウウニは、地色の淡い“淡地の”サンショウウニだったよ(笑)

針山椒海胆
      

写真左は2006年ごろに南房で拾った直径3センチほどのウニ殻。全体の雰囲気から、すぐに地元で普通種のサンショウウニ(右)の仲間と直感した。サンショウウニよりも上から見たときの円みが強く、殻高も低め。またサンショウウニが基本的にオリーブ色なのに対して灰色みが強く、口側(下面)は白い。そして、その白い部分が側面に切れ込むような模様を作っている(正確には間歩帯に白色部が切れ込んでいる)のが特徴だ。でも、その正体がなかなかはっきりしなかった。一応、バイブル『相模湾産海胆類』で確認したのだけど、殻の写真がモノクロしかなく(カラーは棘付)、コントラストが強くてイマイチはっきりしない。でも、側面の写真や解説記事からハリサンショウウニだろうと推定した。これらの近似種にはもう1種キタサンショウウニがいて、これも雰囲気が似ている。このあたり、まだまだ勉強が必要だな〜。



*既に公開されていた記事を全面改定して再掲載します。古いコメントは内容的に少しズレますが、大切なものなのでそのまま残します。ご了承ください。
白鬚海胆
       

3月始め、徳島県南部へ出かけたウニ旅の成果。このシラヒゲウニ、一応、神奈川産のウニとして記録されていて、『相模湾産海胆類』にもちゃんと載っている。でも、ぶっちゃけ見たことがない。レアとされるノコギリウニでさえ3回拾っているのにだ。ダイビング関係で調べると、伊豆あたりでは稀に目撃されているらしい。そもそもこのウニは南方系で、相模湾は分布の北東限のはずだから仕方がないのだけどね。というわけで、とにかく非常に憧れていた訳なのだ。現地を案内していただいた渚の探偵:助手さんは、時期的にちょっと難しいかも…と仰ってらしたが、ちゃんと出てくれました。写真上の右側は、前の報告記事の写真でまだトゲがついていたもの。そのまま保存しようかとも思ったのだけど、トゲが取れてきそうだったので漂白。シラヒゲウニは薄紫色が素敵なんだけど、この白っぽい感じもまたいいね! 写真下の左側のは、渚の探偵:助手さんにいただいたもの。大きい方は直径が65ミリもある。次の機会には、こんな大物も拾いたいな〜(笑)


          

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