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2019.02.23 Saturday

夜磯観察の副産物

 

この冬はかなりしっかり夜磯の観察に勤しんでいる。前回の記事でも紹介しているように、今季は秋口から初冬にかけて比較的水温が高めに推移してたため、南方系の貝類が見られるなどおもしろい結果が出ている。さて今回は、前回のような珍しいものではないけれど、夜磯観察の副産物、FD(フレッシュデッド)の宝貝だ。年が明け、2月に入るとさすがに南方系タカラガイ類も限界に近づいたようで、タイドプール にちらほらと貝殻が見られるようになった。拾えるのは常連のキイロダカラ、ハナビラダカラ、ハナマルユキだ。とりあえず温帯種のメダカラガイやチャイロキヌタは手を出していない。この時期に拾えるものはFDだけに、どれも貝殻の艶がピッカピッカなのが嬉しい。


 

ハナマルユキはつい先日の夜磯で6個拾えた。2枚目の写真左側は昨年中に拾ったもので、まだ殻口側ができあがっていない亜成貝。右側が今回拾ったもので、すでに殻口側もできあがり、横のでっぱりも顕著になった成貝だ。成長の遅かったものは初冬の水温低下に耐えられず、昨年中に死んでしまったのだろう。昨年中に十分、成長できていたものは、とりあえず年は越せたものの、その後の水温低下には抗えなかたようだ。だいたい2月が一年で一番水温が落ちる時期。現在の水温を見ると第三管区海上保安部の海況情報では、たぶん15度前後。ただし、大気に接する潮間帯はそれ以上に水温が低い可能性が高い。キイロダカラやハナマルユキの限界水温はどのくらいなんだろうね。



コメント
この時季、福井ばかりで愛知の浜は歩いていませんが、こっちではよほど何か無いとメダカラ、チャイロキヌタ、ハツユキ以外は転がっていません。よほど南からの流れがベリジャーでも届けてくれた後じゃないと見つかりません。
  • Shige
  • 2019.02.26 Tuesday 00:27
Shigeさん。

Shigeさんのブログ記事を見ていると、潮流がけっこう静岡側からの反流ですよね。
黒潮が紀伊半島にぶつかって沖側に逸れてしまって、南方の生き物系は届きにくいのかも?
海面を漂う種子とかは時間をかけてでも届きますが…。
それに木曽三川の流れ込みがある伊勢湾周辺はけっこう水温が低めらしいです。
そういった条件がタカラガイの種類に影響しているのかもしれません。
  • 尚 nao.
  • 2019.02.26 Tuesday 01:39
つやっつやでいい眺め〜。やっぱりキイロダカラが多いですね。
ハナハマルユキは十分成長したものもあったのですね。ここまで横に張り出したものは三浦半島では拾った記憶がないような気がします。
  • hiyoco
  • 2019.02.26 Tuesday 12:59
hiyocoさん。

ホントつやつやぴかぴかです。美しいですよ!
拾えるタカラガイは、やはり黄色が多いですね。ハナビラダカラとは3:1くらいの比率でしょうか。
ハナマルユキは、数は年によって変動がある感じです。
ハナマルユキの成貝は例年拾えることはありますが、亜成貝の比率が今季は少ない感じですね。
  • 尚 nao.
  • 2019.02.27 Wednesday 10:10
未だに殆ど拾えず憧れのキイロダカラ!
今年は三浦で一つしかきれいなモノを拾えていないんですが、尚さんや、他のブログの方でも結構拾えているのを見て腑に落ちました。ああ、単純に拾える場所に行っていないんだなって(笑)
もう三月になってしまい、しかも半ば以降でないと海に行けなさそうなのでもう間に合わないけど、来年はもっとキイロダカラに焦点を当てて探したいと今から気が早く思っています(笑)
しかし、FDたちの競演、ホント美しいですね〜
  • よ〜かん
  • 2019.03.06 Wednesday 09:12
すごくキレイです。ピカピカ…。そして、なかなか、こんなたくさん拾えません。
昔の人がお金にしたり、アクセサリーにしたりの気持ちが分かります。^ ^
  • ふじねこ
  • 2019.03.08 Friday 11:10
タカラガイのピカピカはステキな宝石です(笑)
キレイですね〜
ハナマルユキはまるで星座、何時も思います
  • あかずきん
  • 2019.03.10 Sunday 20:51
よ〜かんさん。

ちょっとバタバタしていてレスが遅くなりました。
ツルピカのキイロダカラは磯で拾えるんですよ。浜辺ではないのです。しかもチャンスは冬から早春。
これ、意外と知られていないんですよね。
3月半ばだと確かに少し遅いと思いますが、何が出るかは運次第。ぜひ海に行ってください!
  • 尚 nao.
  • 2019.03.10 Sunday 21:55
ふじねこさん。

ツルピカのタカラガイ、ほんと宝の貝って思えますよね。
こちらの冬の磯では、越冬できない個体が多いので、このようなチャンスに恵まれます。
寒い中、海に出かけたご褒美です(笑)
  • 尚 nao.
  • 2019.03.10 Sunday 21:57
あかずきんさん。

ハナマルユキ、独特の雰囲気がありますね!
いくつか見比べると、模様も少しずつ違っていて、
星?雪?がくっきりしているものやぼんやりしているものなど、個性豊かなんですよ。
その点はキイロダカラやハナビラダカラにはない魅力と言えますね。
  • 尚 nao.
  • 2019.03.10 Sunday 21:59
お久しぶりに覗きに来ました〜(笑)
ツヤツヤのタカラガイ、観ていてうっとりしますね〜。
山陰ではこの冬は、定番のメダカラ・チャイロキヌタが多く、久しぶりに状態のまあまあ良いハツユキとハナマルユキを拾いました。元々タカラガイ自体少ないのですが、地元で初カモンダカラ以来、感動は薄いです(笑)キイロとかハナビラは沖縄で拾ってはしゃぎました(笑)

自宅近場は砂浜が多いので、結構痛んだ状態で打ち上げとなるので、磯を覗いて水中から拾い上げる、とか憧れますね〜(^-^)。
  • GAN
  • 2019.03.20 Wednesday 20:18
GANさん。

不思議なもので、山陰地方は対馬海流と季節風の影響でこちらより南方系のもの、特に魚や浮遊系の生きものが出ることが多いのに
海底に定着生活するようなものは、やっぱり南方系が少ないんですよね。
日本海側は潮位変化も少ないので、なかなか磯で拾いものってしにくいでしょうね。
でも、砂浜の綺麗さはこちらとは比べものにならないと思うので、羨ましいです。

  • 尚 nao.
  • 2019.03.22 Friday 21:02
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