hiroimono

びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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たんころ(明かりを灯して2)
        

hiroimono、2015年最初の更新です。本年もよろしくお願いいたします。
さて、今回のものは昨年の晩秋くらいに拾ったもの。海岸の砂の中に底を上に向けた状態で埋まっていた。見えていたのは底の一部だったけど、その雰囲気から「これは灯明皿かも?」と思い、すぐに掘り出した。すると砂の中からコロンと出てきたのは、何やら灯明皿とは違うもの。いや、でも灯明皿に通ずるような感じもあるし、これネットか何かで写真を見たことあるぞ〜? ということで、帰って調べてみると…判明したその正体は「たんころ」。これも灯明の一種だ。


        

たんころは別名「ひょうそく」とも言い、灯明皿から発展した道具と言える。皿部分に油を入れ灯心を浸して火を灯すのは灯明皿と同じだが、たんころでは中央にある突起に灯心を通して、そこで火を灯すのだ。形には今回のもののような深皿形のほか、皿の下に台のついたものなどもある。今回のものの大きさは、直径が60ミリ、高さが30ミリで、比較的小さめのものと思う。全体に鉄釉がかけられていて、底の部分は無釉だ。また皿の内側にも釉の剥げた部分がある(作りが雑なため?)。たんころがどのくらいの時代から使われていたのかは、よくわからない。今回のものは作りの感じからそう古いものとは思えないいものの、そもそも灯明そのものを使っていたのは電気が普及する以前だろうから、少なくとも昭和初期くらいまでは遡れるのではないだろうかと思う。まあ確実な根拠はなにもないのだけどね。ちなみに鎌倉の海岸に精通したzaimokuza77さんも、よく似たものを拾われている。


          

始まったばかりの2015年、灯明が灯す火のように、ほんのりと明るく、そして温かい出来事がいっぱいあるといいね。
コメント
from: Kikurage   2015/01/07 3:18 AM
軍人液、ちびうにーず以来、コメントはご無沙汰しておりました。
こんばんは。

瓶や茶碗もそうですが、こういった生活に密着したモノってどんな方が使っていたのかを考えると香ばしい気持ちでいっぱいになりますね。
ビーチコもディギングもずっと行けておらず、香ばしいものに出会えていないこの頃なので、こんな生活感あふれるモノを見せられてしまうと胸がザワつきます(笑)

本年も素敵なひろいものを見せてください!
from: とーま   2015/01/07 8:31 AM
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

たんころ! ほぼ完品ですね。
丸っこくて実に可愛らしいフォルムです。
こちらでも灯明皿の破片なんかはボツボツ出てるのですが、綺麗にカタチの残ったものはなかなか……。
もしいつか拾ったら、絶対に火を灯してみよう、と思っていますw
from: sato   2015/01/07 7:05 PM
名前だけは聞いた事がありますけど、ころんとした形がかわいいですね^^。
防災グッズとして、これは今でも欲しいくらいですね〜。
只、仰る通り、そんな災害の話ばかりではなく、
今年は少しでも楽しい出来事を見つけていきたいですね♪
from: あかずきん   2015/01/07 10:02 PM
灯明皿の完品は憧れです^^
良いですね〜
形が丸くて可愛い♪
違う種類が集まると面白いですね〜

本年も宜しくお願い致します。
from: Shige   2015/01/07 11:58 PM
むむむ・・・たんころは拾ったことがありません。それも完品だから、参りますわ。
from: 陶片狂   2015/01/08 12:15 AM
たんころ、保存状態抜群ですね。ときたま出ますけど、中央部の突起の形が微妙に違います。産地なのか時代なのか。近代になってもすぐに電灯になったわけではないので、この手の灯明具の時代はけっこう悩みます。今年もよろしくお願いします。
from: richouken   2015/01/08 5:15 PM
たんころって名前が可愛らしくて結構コレクターズアイテムになってます。いろいろな地域で造られてますのではっきりは分かりませんがこれは美濃・笠原系ではないでしょうか。実生活で使用するというよりは神棚などで使用する可能性もありますよね。
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:23 PM
kikurageさん。

ご無沙汰してます。
生活感!確かにそうですね〜。しかも今から何十年とか時には100年を越す昔の生活。
そんなものを垣間見るというか、感じられるのが、こういった拾いものの魅力と言えますね。
最近はネタを得るのも難しくなっていますが、今年も楽しみにしていてください。
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:25 PM
とーまさん。

こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
今回のたんころ、縁1カ所に小さな削げ欠けがあるだけで、状態がよいです。
こちらでも灯明皿の欠片はけっこうな数が出るんですけれど、完品となると難しいですね。
実際に明かりを灯してみる…というアイデアはいいですね〜!
こちらでも機会があれば試してみたいと思います。
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:27 PM
satoさん。

ほんとうにコロンとして可愛らしい道具です。
日本人ってけっこう道具にこだわる民族だと思いますが
こういう小さなサイズの灯明、どんな場所で使われたんでしょうね。
昨年も大きな災害などありましたが、今年は平穏無事に過ぎてほしいです。
ゆっくり海辺を散歩する…そんな幸せでいいのですからね!
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:29 PM
あかずきんさん。

こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
灯明、いろいろなタイプがありますよね。
あかずきんさんが拾われているようなもの、こちらでは滅多に出ません。
昨年の秋、台風のあとに台座の下部分の欠片を拾いましたが…。
いろいろ集まると嬉しいな。
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:30 PM
Shigeさん。

たんころは初めてでしたけど、それが完品というのはラッキーでした。
これは鎌倉だったんですが、海の荒れた後でしたね〜。
滅多に当たりませんが、荒れた後にはやはり歩かないとダメですね〜。
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:34 PM
陶片狂さん。

こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
そちらでは、たんころ出ますか。
僕は今回のことでたんころというものを認識したもので…。
欠片くらいは見たことがあったのかもしれませんが、それとは判断できなかったです。
灯明皿を調べていれば、過去に画像くらいはどこかで見ているはずなんですがね〜。
前出の灯明皿は時代がある程度絞れているようですが、これはわかりませんね。
from: 尚 nao.   2015/01/08 10:37 PM
richoukenさん。

たんころもコレクターズアイテムなんですね。
写真を見ただけで、美濃・笠原系とわかってしまうのは、さすがです!
神棚で使用するようなこともあるのですね。
確かに今回のものはけっこう小さいので、実生活の明かりとしては??な感じがしました。
陶磁器に関してはまだまだ知らないことが多く手探りですが、
今年もいろいろご教授ください〜。
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