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2015.11.12 Thursday

新たな緑二重線湯飲み

        

「大昭和時代趣味」さんが骨董市で購入された国民食器を紹介していたので(11/9の記事)、ちょっとコラボってみよう。こちらは昨年の秋に海に近い陸ハケで拾ったもの。ハケと言っても既に造成されて、わずかに痕跡が残っている程度。でも、こんなものが出ちゃった。ちょっと見えにくいけれど縁に緑二重線がある、国民食器の湯飲みだ。


          
             

拾った時は泥にまみれていたけれど、泥を落とすと状態がすごく良い。しかも「岐500」の陶製番号入り! 久しぶりの国民食器、しかも完品。やった〜!と大喜びでお持ち帰り。ところが、家に帰ってきれいに洗ってからよく見てみると…なんと縁にごく小さな欠けが。が〜ん! ぬか喜びさせといて、これかよ? どうせなら、もっとしっかり欠けてろよ〜!! こういう惜しいのって、かなりショック受けるんだよね〜(苦笑)


          

          

今回の湯飲み、飲み口での直径は85ミリ、高さは50ミリ。外側に広げられた縁の部分は薄めに造形されていて、なかなか優美なシルエット。しかも全体の仕上がりも丁寧だ。国民食器の湯飲みは、これまでに2タイプ3個を拾っているが、その2タイプとも厚手でデザインも無骨な感じで、並べて見ると雰囲気はかなり異なる。ちょっと高級な感じもする。これまで拾ってきた2タイプは、どちらかと言えば、より大量生産向きのデザインに感じられる。写真で並べている円筒タイプの湯飲みは同じ「岐」の統制陶器で番号違い、つまり窯元が違うのだけど、国民食器のデザインというのは窯元オリジナルだったのか、出荷先などの要望、あるいは出荷先を意識したものだったのか、ちょっと興味深いね。



秋の最後の花園を見逃すな!……海山日和
コメント
いえいえ、骨董市ならいざしらず、拾いモノの世界では十分完品ですよ。国民食器の湯呑の縁、確かに微妙にいろいろありますね。私もちょっと見てみます。
  • 陶片狂
  • 2015.11.12 Thursday 23:57
陶片狂さん。

いや〜そうなんですけどね。でもホント小さい欠けなんです。
家でも、これくらいの欠けなら使い続けるくらいの…。それだけに惜しい!(笑)
国民食器、割とシンプルなデザインで統一されているのかと思っていましたが
今回の湯飲みはちょっとその考えに合わない感じなのです。
国民食器もホント、奥が深いですね〜。
  • 尚 nao.
  • 2015.11.13 Friday 00:37
尚様
コラボ有難うございます(笑)
良い状態のものですね、こんなの見つけるなんて凄いなあ。
こちらの手持ちの縁が広がったタイプの湯呑は統制番号違いで3つありました。
でもいずれも縁がぼてっと分厚いものです。
国民食器はこういうものだと思っていました(まあこれが良いんですが)窯元によっても好みと言うか作風が違うんですね。
面白いです。
欠けていても素敵です!シンプルで使いやすそうです。現代でも十分通用しそうですね。
  • ろっかく
  • 2015.11.14 Saturday 14:24
gohyakuyendamaさん。

このレベルの拾いものは滅多にない“奇跡”レベルですね〜。
厚手で縁が広がったタイプもあるんですね。
これは自分でも驚くぐらい洗練された仕上がりです。色も明瞭に白いんですよ。
窯元がけっこう高級な食器などを作っているところだったのかもしれませんね。
統制番号がわかるので、りちょうけんさんのところで調べれば、他の製品も出てくると思います。
(そこまで調べてませんでした…)
  • 尚 nao.
  • 2015.11.14 Saturday 17:21
ろっかくさん。

ホント、これはなかなか素敵な器ですよ。
国民食器はけっこう現代でも人気があるようで、普段使いで買う人が多いそうです。
国民食器は厚手でぽってりとした質感が大きな魅力だと思います。
でもこれはちょっと雰囲気違いますが、それはそれで良い感じですね。
  • 尚 nao.
  • 2015.11.14 Saturday 17:24
こんなタイプの国民食器もあったのですね。
殆どがなんちゃって完品しか持っていない身からすると、
何て贅沢な!という感じです(笑)。
  • sato
  • 2015.11.14 Saturday 20:13
飽きがこないデザイン。安定のタイプってかんじがします。
良いですね〜!!!
私、小皿を一枚かろうじて浜茶屋後で拾ってますが、まずこんなのに浜で会えないので・・羨ましいです。
  • ことまる
  • 2015.11.14 Saturday 20:51
先日の東寺の骨董市でも湯呑が売れてました。まだ人気のようです。
用途の別で形状が違うのですが詳しくはまだよくわかりません。
  • りちょうけん
  • 2015.11.14 Saturday 23:51
satoさん。

このタイプは僕も初見でした〜。
陶器の完品やほぼ完品と出会うのは、数年に一度くらいのできごとです。
贅沢を言うなら、1年に何度も出会いたいんですけどね(笑)
最近はどこに行っても、いい物を拾える気がしないです…。
  • 尚 nao.
  • 2015.11.15 Sunday 00:42
ことまるさん。

シンプルだけどいいデザインですよね〜。
ただ、このデザインは自分が使うと、今回のもののように縁を欠いちゃいそうです(笑)
自分には下の写真の縁が広がらない厚手タイプが良いかも。
  • 尚 nao.
  • 2015.11.15 Sunday 00:45
りちょうけんさん。

緑二重線だけのシンプルさ。飽きが来ないですし、売れるのがわかります。
湯飲みの形状で、煎茶用と、番茶、ほうじ茶用と使い分けたり、季節で使い分けたりするそうですね。
そういった理由以外でも、例えば工場食堂用とか出荷先での使い分けがあったのでしょうか。
なんにしても、興味の尽きない国民食器です。
  • 尚 nao.
  • 2015.11.15 Sunday 00:55
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