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2014.12.10 Wednesday

日本の陶器製兵器

        
        

今週の月曜日、12月8日は太平洋戦争の開戦日。神奈川の海岸を歩いていると、その戦争の遺構や遺物に出会うことが多い。その遺物については過去にこのブログでも何度か紹介しているし、今年の3月に拾った陶製地雷の記事を覚えている方もいるだろう。実は、その記憶も新しい5月には、また別の海岸で陶製手榴弾を拾っていたのだ。地元の海岸で陶製手榴弾を拾うのはこれで3度目。写真を見るとわかる通り、石灰藻や海藻(緑藻のヒトエグサか?)に覆われているけれど、不自然に丸いので水中にあっても石との区別はついた(写真上は発見場所から移動させているし、発見時は泥も被っていた)。ものは有田産の表面無釉タイプで、大きさはソフトボールよりやや小さいくらい。そして今回もゴム製の信管付きだった。悩んだけれども仕方がないので、今回も警察に提出して処分してもらうことに。結局、今まで拾った3個のうち、最初の1個以外は所有できず。有田産には縁がない…というか、ちゃんと処理してから廃棄してくれ〜。


          

そんなこともあり、以前から気になっていたこれらの本を入手した。地元でビーチコーミングを続ける以上、旧軍遺物にはこれからも出会うことがあるだろうし、また地元に関連があるからこそ意識して拾っていきたいとも思い、しっかり勉強もしておこうと思ったのだ。旧軍関連については詳しく調べられている研究者やマニアも多く、いろいろな論文や出版物等があるけれど、陶器製兵器についてここまで詳しく紹介したものは、他に皆無だろう。これらの入手に際してはrichouken04さんと著者の1人であるY氏に大変お世話になったので、ここで改めて御礼申し上げます。



餃子は好きですか?……海山日和
コメント
有田産の陶製手りゅう弾信管なし、釉薬をかける
前の素焼き状態を沢山有田の資料館で見ました
遺構を掘っていると大量に出て来たそうです
、間違いなく有田では焼かれていたのですね〜

どれほどが実用されてしまったのでしょう
負の遺産もまた有田の歴史です
しっかり残して公開しなければと深く思いました。
  • あかずきん
  • 2014.12.10 Wednesday 01:41
また凄いものを拾われましたね。以前オークションで陶製手榴弾を買おうか迷ったことがありましたが気分的に物騒なのでやめておきました。。。気持ちとしては欲しいです。
それにしても、そのような本があったのですね!とても面白そうです。
  • tbs-hrk
  • 2014.12.10 Wednesday 02:29
有田製、私は有田の川で一つ拾っています。広島ではまだ一度も出会っていません。軍の施設や兵学校のあった似島、江田島あたりは出るかもしれないと期待しているのですが。信管付きとは完品過ぎましたね。海での長い年月を感じさせる海藻だらけの姿にはグッときました。資料2冊、とても羨ましいです。
  • 陶片狂
  • 2014.12.10 Wednesday 11:40
あかずきんさん。

陶製手榴弾は、生産地のほか、火薬を詰める工場跡などで発見されてます。
でも実戦配備されたと思われるものは、知る限りでは高知、鹿児島、沖縄、硫黄島、レイテ島くらいです。
本土決戦用に配備されたのでしょうけれど、こういう負の遺産も埋もれされてはダメですよね。
これからも、注目していこうと思っています。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.10 Wednesday 21:56
tbs-hrkさん。

いや〜こういったものが意外と出ちゃうんですよ。こちらは…。
オークションなどで出ているのは、陶製容器の生産地などで出てきたものでしょう。
そういうものは信管もないし火薬も入ってませんから、大丈夫ですよ。
一輪挿しとかに使える感じです(笑)
釉薬なしのタイプはほしいんですけど…中身抜けてないとね。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.10 Wednesday 22:01
陶片狂さん。

産地などでは未だに出るんでしょうね。
オークションなどでもたまに見かけますし。
有田タイプはぜひほしいですし他のタイプも拾ってみたいのですけど、中身抜けのが出ないかな〜。
海が荒れた後とかは注意しているんですが、そう簡単ではないです。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.10 Wednesday 22:05
 陶製の手榴弾ですか!スゴイ。
 これは持ち帰れませんね;私だったらたぶん手に取ることもないと思います;
 警察から信管を抜いた殻だけもらうことはできないのでしょうかねぇ・・・?
  • ユキ
  • 2014.12.10 Wednesday 22:20
ユキさん。

まあ普通の人だと、これが手榴弾とわからないと思います。
中が抜けていれば、ただの丸い陶器なので何の問題もないのですが
さすがに信管付きはどうにもなりません。
まあこう言うのは警察に届けると、警察か自衛隊で廃棄処分でしょう。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.10 Wednesday 23:56
未だに信管付きの手榴弾が見つかるのですね〜!
あの戦争の記憶もすっかり忘れたかのような時代だからこその貴重な資料ですね。
  • sato
  • 2014.12.11 Thursday 16:49
satoさん。

そうなんですよ〜。
まあ、これはわざわざ着火しないとダメなものですし
水中にあるうちに中にも水が染み込んでいると思うので
ほかの不発弾に比べたらそれほどは危なくないとは思います。
でも戦争の記憶というのはけっして忘れていいものではありませんからね。
こういうものも、本来とは違う形で世の中に貢献してほしいと思います。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.12 Friday 22:28
『私は貝でいたかった』と言っているのか。『忘れないでくれ』と言っているのか。

  • りちょうけん
  • 2014.12.14 Sunday 21:55
りちょうけんさん。

う〜ん、深いお言葉。
まあ、何とも言えないところですが
実際これ、かなり波打ち際近くにあって、周りでは潮干狩りをする人たちも…。
回収して良かったんじゃないかとも思います。
廃棄するならもっと沖の方でした方が良かったんでしょうね〜。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.14 Sunday 23:12
おお〜!信管付き!!
無い方がいいね、信管!
  • Shige
  • 2014.12.15 Monday 16:12
Shigeさん。

ない方がいいです。もちろん!
なんか終戦直後のゴタゴタの中で、適当に捨てた感ありありです(笑)
  • 尚 nao.
  • 2014.12.15 Monday 23:06
えっ!信管つき・・・(怖!)
中身だけほじくって、陶器の入れ物だけもらえないのが残念すぎです。
それにしてもこんなのが見つけられるって、普段は意識しない戦後を身近に感じます。
  • ことまる
  • 2014.12.16 Tuesday 23:11
ことまるさん。

これ、わざわざ火を付けないとダメなものなので
(元々は、口の部分に発火用の部分がついている)
とりあえず早々爆発するようなものじゃないっぽいです。
こちらは、横須賀軍港に厚木飛行場などもありましたし
なにより本土決戦時の米軍上陸予想地だったこともあって
軍関係ものには何かしら出会いますね〜。
  • 尚 nao.
  • 2014.12.17 Wednesday 20:37
はじめまして、貴殿の記事を参考に陶器の手榴弾を探しています。どの辺りで見つけられますか?
また、もし必要でしたら、自身が発掘した陶器を進呈もできますが。自分は戸津浜で見つけました。
  • みずほ
  • 2015.05.15 Friday 21:20
みずほさん。

う〜ん申し訳ありませんが、拾った場所を公開するつもりはありません。
それにこれは探そうと思って拾えるレベルのものではないです。
私は相当な回数、いろんな海岸を歩いていますが、その過程で偶然見つけているだけですので。
また戸津浜周辺の資料は、自分として必要な分は既に得ていますので必要ありません。
みずほさんがどのような目的で陶製手榴弾を探しているのかはわかりませんが
単に入手したいのであれば、ネットオークションか骨董市で探す方が確実です。
  • 尚 nao.
  • 2015.05.16 Saturday 01:01
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