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びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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踏んだらアカン(前編)
            

今から約1年半前、残暑の厳しい9月初頭の三浦半島某海岸で撮った1枚の写真。そこに写る3つの陶片のうち、左側の白い2つは、以前にここでも紹介したことのある陶製手榴弾(第二次大戦末期に作られた代用兵器で、正式名は四式陶製手榴弾)の破片だ。そして右側にある赤茶色の破片。一見するとちょっと立派な植木鉢か、大型の鉢や甕の破片に思えるこれは、陶製地雷の破片なのだ。なぜそれがわかったかというと、ちょうどこの写真が撮影された日から遡ること約1ヶ月。いつもお世話になっている統制陶器の研究家りちょうけんさんが、ブログで陶製地雷をアップされていたからだ。そして、今回はこの陶製地雷がテーマ。時間を元に戻して、今月頭。三浦半島の某所…。


               
          

その日は、大潮後の中潮で、日中の干潮時はまだ潮がよく引いていた。そこで海藻の観察とFDのタカラガイ探しで磯に繰り出し、写真2〜3枚目のものを“発見”した。発見を括弧書きにしたのは、実はこのものは今回初めて、文字通り発見したのではなく、以前より認識していたからだ。何しろその場所は、今まで何年も、そして1年に何度も磯の観察に訪れていた場所。確かに、このもののおぼろげな記憶がある。ただ、よく焼酎やお酢を入れる円筒形の甕の破片だと思っていて、また小さなもの好きなこともあって無意識にスルーしていたのだ。ところが、その日はなぜか手に取って見てみようという気持ちになった。もしかして…という気持ちもあったけれど、まだ半信半疑。で、とりあえず写真をパチリ。


               

その時は買い物ついでということもあり、買い物を済ませて帰宅。そして、早速調べてみると、ほぼ間違いないだろうという結論に到った。ただ、発見場所は満潮になれば海面下になってしまう(最後の写真が発見場所近くの磯。満潮時には見えている岩礁もほぼ水没する)。翌日の干潮を待つ手もあったけれど、翌日はかなりの降水確率で雨予報。ものの正体が判明して気も急いていたし、真夜中の干潮時に出かけて回収してきた(笑)その場所は夜の磯観察にも使う場所なので個人的には慣れているのだけど、観察道具を持たず(一応、カメラは持っていったけど)大きめのビニール袋に重そうなものを入れている様子は、すっごく密漁っぽい。しかも、昨年11月には三浦半島の相模湾側で、密輸受け渡しに失敗したらしい大量のコカインが漂着するという事件も起きている。いやマジで職務質問されたらどうしよう…と思ったよ(笑)回収したものには、ヌルヌル系や石灰系の藻類が付着していたので、漂白洗浄。大き過ぎて、キャンプ用のクーラーボックスを引っ張り出してきて使うほどだった。 (つづく)


          


こちらはほのぼのと……海山日和
コメント
from: tbs-hrk   2014/03/17 12:56 AM
陶製地雷・・・凄いです!そんな物騒な物も漂着するんですね。くれぐれも爆発しないように注意して下さい(笑)欲しいけどデカイですね〜
from: Shige   2014/03/17 4:24 PM
おお、口があいているからまだしも、物騒なものがありますね。オレも前に陶製の丸善インキ瓶見つけたときには、エンボスが見られず、何が入っているのかと一日放置した覚えがあります。
from: sato   2014/03/17 7:46 PM
時々元は何なのかよくわからない陶片も見掛けますけど、
こんなものまであるのですね〜!
真夜中の回収も凄いです(笑)。
from: ユキ   2014/03/17 11:30 PM
 陶製地雷・・・完品は見たことないですが、それらしき破片は何度か見たことあります。(地雷…ではなく手榴弾とか爆弾だと思います。)
 同じ場所で統制陶器や防衛食容器の蓋を拾っているので、可能性大!です・・・;
 もし完品を見つけても、私は持ち帰らないかも〜。
from: 尚 nao.   2014/03/18 12:25 AM
tbs-hrkさん。

さすがに爆発するようなものはないと思います。
まぁ口が開いていて中が空っぽというのはわかりますからね。
ただ、以前に見つけた陶製手榴弾は内蓋がついたままだったので
散々悩んでから警察に届けました。
また別の海岸では戦時中の兵器の信管らしきものが打ち上がって
注意書きの看板が立っているところもありますよ。

サイズ、デカいです。置き場所に困ります(笑)
from: 尚 nao.   2014/03/18 12:28 AM
Shigeさん。

なかなか変なものが見つかります。
今回は、中に入っていたのは砂とエビ2匹でしたが(笑)
名古屋周辺、それに伊良湖方面なども、あるいは可能性があるかも。
東海地方も、本土決戦に向けた準備がおこなわれているはずですので。
from: 尚 nao.   2014/03/18 12:31 AM
satoさん。

思いもしない陶片、知らないとスルーですけど
知っているとすごい発見だったりするのかもしれませんね。
たとえば九州北部なら元寇のときの「てつはう」とか!

真夜中の回収、場所は覚えていたはずなんですが
さすがにちょっと見つけるのに苦労しました(笑)
from: 尚 nao.   2014/03/18 12:35 AM
ユキさん。

北海道も本土決戦用の準備がされていますね。
十勝の大樹町の海岸には、その時のコンクリ製のトーチカが今でも残っているようです。
完品を見つけたら、ぜひ持ち帰ってください。
いらなければ、その地元の資料館等に寄付すればよいと思いますよ。
近年は近現代の歴史遺産、戦争史跡なども重要視するようになっています。
いわゆる「負の記憶」「負の遺産」かもしれませんが、貴重です。
from: 渚の探偵:助手   2014/03/18 7:54 PM
プププ 真夜中に磯場でコイツを回収する尚さんを想像してしまいました。(笑)
しかし、面白いものが拾えるんですね〜
でも知識のない人が、危険性のあるモノを拾ってしまうかもしれないと思うと、やっぱりちょっと物騒ですね。
from: 尚 nao.   2014/03/19 1:14 AM
渚の探偵:助手さん。

あはは。
わかりやすい場所に移動しておけば良かったんですが
ほとんど元あった場所に置いてきたので、ちょっと迷いました(笑)
基本的には戦後に廃棄されたもののはずなので、危険はないと思うのですが
これなんかは知識がないと、本当になんだか正体不明でしょうね。
しかし、正体を知っていると本当におもしろいです!
from: hana-ikada   2014/03/19 2:03 AM
確かに貴重な発見ではありますが
慎重に扱う方がベターな場合もありますかね。
画像を見た感じ、コレは大丈夫な気がしますが。
続きを楽しみにしています。
from: りちょうけん   2014/03/20 10:59 AM
その道ではよく知られた海岸かと思いますがまぁ、それはそれとして…よく残っていましたね。
どのような経緯で廃棄されたのかは知りませんが生産地や兵器工場では破壊ののち廃棄されたと聴いています。
終戦直後のどさくさでは湯たんぽや収納具として市場に出たそうですよ。

続きが楽しみです。どこの物かはわかりますが言わないでおきましょう(笑)
from: 尚 nao.   2014/03/20 12:39 PM
hana-ikadaさん。

陶製の手榴弾や今回の地雷は、とりあえず口が空いているので心配ないです。
今回のものも、中には砂とエビの夫婦が入っていました。
ただ、この口が閉じられていると心配ですよね。
文中のリンクにもあるように今までに陶製手榴弾は2個見つけてますが
1個は内蓋つきだったので、念のため警察に届けました。
状況確認と立ち合いのためにつき合わされて大変でしたが(笑)
from: 尚 nao.   2014/03/20 12:42 PM
りちょうけんさん。

いや本当にこんなものが無傷で残っているとは思いませんでした。
こういった兵器は、マニアさんや研究家も多いので、ネットにも豊富に資料があり
また、りちょうけんさんも過去にいろいろと記事をアップされていたので、とても参考になりました。
生産地については、さすがに外見だけでおわかりになりますね。
興味深い刻印もついていましたので、後編で紹介します。
from: ことまる   2014/03/21 11:12 PM
完品なのはうれしいやら、もしかしてを考えると怖いやら・・・
埋まってる不発弾も怖いですが、磯で出会うのもぎょっとします。
まして正体が分かっていると余計どうしたもんかと悩みそうです。
以前見つけた50cm近い落下傘つき照明弾(期限切れ)ですら、ビビッて散々悩んだ挙句派出所に届けたもんですから・・・火薬使用モノは怖いです。
from: 尚 nao.   2014/03/22 12:06 AM
ことまるさん。

今回の陶製地雷、その正体を知っていても知らなくても、見た目はただの甕か壺にしか見えません。
そういう意味では、恐怖心はあまり感じないかと思います。
それより錆びた金属製の…みたいなものの方が恐いですね。
昔、沖縄の離島に行ったとき、ほとんど人が来ないような場所ですけど
海岸で砲弾っぽいものを見つけたことがあります。
照明弾なども恐いですよね。期限切れでも火薬入りですから。
from: 陶片狂   2014/03/22 7:18 AM
これは確かにあの円筒形の甕っぽく見えますね。私も重いし、かさばるので、つい目が・・・見るのを嫌がる傾向があります。気をつけなくちゃ。破片だといっそう甕っぽいかも。注意して大きさやカーブの具合など見た方がよさそうですね。内側の土の部分はどんな感じかしら。何より厚みはどれくらいかしらね。日頃から海岸で、明らかに甕と判る小さな破片もスルーせず拾い上げて丁寧に見ておく必要がありそう。これは甕と違うという勘を育てておかなくては。
from: 尚 nao.   2014/03/22 10:09 AM
陶片狂さん。

そうでしょう?
あの手の甕は時代も読めないですし(古いのもあるけど新しいのもありそう)
やはり重いし邪魔になりそうで、スルーしちゃいますよね〜。
以前、鎌倉で結構大きな、古そうな甕の欠片を見つけたことがありましたが
やっぱり写真だけ撮ってスルーしちゃいましたから(笑)
円筒形の甕は、多くが縁に持ち運びようの取っ手がありますね。
それに、やはり高さがまったく違いますので、そのあたりが区別点かも。
今回は自分でもよく気がついた…という感じです。
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