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2014.10.11 Saturday

少ない量を長く楽しむ?

            

これは昨年の秋に千葉で拾ったもの。高さ8センチ、底の直径が3センチの、ちょっとずんぐりした形だ。側面1カ所にシール用の窓があり、首の途中から下側に滑り止めの細かい格子状エンボスが施されている。何のビンかちょっと迷う形だけれど、一般にはニッキ水壜とされている。こちらでは比較的よく出てくるタイプらしく、他のコーマーさんやディガーさんのブログなどでも見かけるし、僕自身は2本目。前のは擦れ擦れだったけれど、これはとても状態がよい。


          

ニッキ水のビンに共通するのは、とても細い首と小さな飲み口をしているということ。この形は空気が入りにくく、中身がなかなか出てこないので、少ない量でも長く楽しめる工夫なのだと思う。代表的なヒョウタン形ビンはまさに理想型なんだろう。さて、今回のビン。注目すべきはビンの中に入っているもの。これはコルク栓にゴムかなにかでコーティングされた針金がついたものだ。針金がついているため、コルク栓は常に内側の首の位置にある。ビンを洗っていて気がついたのだけれど、水を抜こうと思ってビンを傾けても、コルク栓が邪魔をして中身が出てこないのだ。これって、もしかしたら少ない中身を長く楽しむための工夫の1つ? ビンの時代は定かではないけれど、新しくても昭和30年代くらいだろう。針金が本当に当時のままのものなのか、針金とか入っていて食品衛生上OKなのか、そもそもコルク栓は外側に抜くものではないのか…という疑問は多々あるけれど、これってちょっとおもしろいよね。
コメント
これってよくぞ針金が腐食せず残っていましたね。コルクはかなり丈夫なので、名古屋空襲ハケのものでも、中に残っているものがありました。

  • Shige
  • 2014.10.11 Saturday 23:14
ニッキ水タイプのびん、殆ど拾ったことないですので羨ましいです^^栓と針金は何でしょうか?謎ですね〜中に落ちたコルクを取ろうと針金を刺したけど、取れずに針金も中に落ちた!?
  • tbs-hrk
  • 2014.10.12 Sunday 14:19
Shigeさん。

そうなんです。腐食していなくて、弾力も維持されてます。
見つけたところは海岸奥の草地で、台風の大波で洗われ出されたようです。
コルク栓が残ったものはこちらでも時々見かけます。
ただ見つけた時は形があっても、乾燥すると縮んでボロボロになってしまいます。
  • 尚 nao. 
  • 2014.10.12 Sunday 17:27
tbs-hrkさん。

ニッキ水壜、少ないんですね〜。
でも、こちらはそちらほど神薬なんて出ませんから、これも土地柄なんでしょうか(笑)
このコルク栓+針金はホントなぞです。
針金はコルク栓の下側に刺さってますし、長さ的にももともと栓と一体だと思います。
発売当初からのものであれば貴重な資料ですし、そうでなくても想像がいろいろできて楽しいです。
  • 尚 nao. 
  • 2014.10.12 Sunday 17:31
面白いですね〜
コルク栓が沈まないように?
想像するだけでワクワク^^

こんなに可愛い壜、すごいです!
  • あかずきん
  • 2014.10.13 Monday 21:50
あかずきんさん。

ビンに限らず、古いものって当時の様子がよくわからないものが多いですからね。
こういう発見が当時を知る切っ掛けになれば嬉しいですね。
このビン、窓のところにエンボスで会社名とかあれば完璧なんですが
そこまで求めるのはちょっと贅沢すぎでしょうか?(笑)
  • 尚 nao. 
  • 2014.10.13 Monday 22:19
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