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2014.01.13 Monday

緑二重線湯飲み

        

地元・神奈川で出た緑二重線の食器、いわゆる国民食器の湯呑み2つ。その出所は、左は戦前に海軍の軍艦を造る造船所があった場所の近く。一方、右はかつて海軍航空隊や海軍航空技術廠のあった場所の近くで、言ってみればどちらも海軍の本拠地の1つ、横須賀鎮守府のお膝元というわけだ。そんな場所だから、当時は街のあちこちに軍やそれに関わる企業の工場などが軒を連ねていたのだろう。これらの湯呑みはその中の1つで使われていたものかもしれない。2つは緑二重線の色や入り方が微妙に違うものの形はどちらもほぼ同じ。表面の仕上げや釉薬の塗りなどやや大雑把で、時代を感じさせる。また左のものには底に統制番号がある。とっても不明瞭で判別が難しいのだけど、生産地を示す記号は「瀬」で間違いないだろう。番号の方は三桁で「386」「886」のどちらかと思う。3枚目の写真は1枚目の左の湯呑みと、以前に紹介した形の違う緑二重線湯呑みだ。残念ながら左の湯呑みが出た場所は埋め立てられてしまった。神奈川の沿岸部は古い歴史を持つ街も多いけれど、その多くが開発も進んでいる。あのコンクリートの下にはたくさんのお宝が眠っているんだろうな…。


          
          
コメント
国民食器、大好きです。
湯呑と中サイズの皿を持っていますが、どちらも購入品です。お茶碗も可愛いですね〜!
  • hiroki
  • 2014.01.14 Tuesday 21:55
hirokiさん。

緑二重線の国民食器、シンプルな雰囲気がよいですよね!
僕はここに紹介した湯呑み3個と小皿2枚を拾ってますが
とにかく陶磁器の完品は硝子壜以上にハードルが高いですから
なかなか巡り会えませんね。
それだけに見つけた時の喜びも一塩なんですが(笑)
  • 尚 nao. 
  • 2014.01.15 Wednesday 01:17
持ち手の付いたカップとか、欠片はいくつも拾っていますけど、
完品はこんなシンプルでかわいい形をしているのですね!
夫の実家も基地のすぐ傍なので、近くから何か出てくるかもしれませんね。
先日久しぶりに会った義弟は、海自で飛行機に乗っています。
  • sato
  • 2014.01.15 Wednesday 21:42
satoさん。

そう、欠片はけっこう出てくるんですよね。
工場食器の別の呼び名のとおり、工場などでよく使われたようですが
一般にもそれなりに広まって使われていたのだと思います。
基地の周辺は、人も多く集まるところだったはずで
陶磁器や硝子壜などいろいろ出てくるかもしれませんよ〜。
  • 尚 nao. 
  • 2014.01.16 Thursday 14:20
こちらでも軍の施設のあった似島や江田島からは、やはりよく出ます。土地の歴史を正直に反映するものなんですね。陶片のある場所はつねに埋立の脅威にさらされています。かつて見つけた埋め残しの河口は近代モノの宝庫でしたが、発見して三か月後に埋められました。それから10年以上たちますけど、未だにフェンスで囲われて何も活用されていません。恨めしや〜です。
  • 陶片狂
  • 2014.01.19 Sunday 00:37
千葉でも欠片はよく見かけます。
完品は小皿1枚だけ、拾って持っていたかな。

幼小時、老舗食品加工会社が持っていた小さな養豚場があってよく遊びに行きましたが
そこで使われていた湯のみやどんぶりの縁に
この二本の線が入っていました。
養豚場はとっくに無くなりましたが、このラインの陶片を海岸で見つけたときは、
言いようもない懐かしさを感じましたよ。
  • hana-ikada
  • 2014.01.19 Sunday 08:20
陶片狂さん。

こちらではもちろん完品は超稀なものなんですけれど
出るのは軍関係の関連施設が多い土地柄だったのだろうと思います。
右の湯呑みが出た場所は、欠けたものがまだ複数あったので
また探せば出てくる可能性はあるかもしれません。

それにしても海岸の無用な埋め立て…仕事を作るための公共工事ってヤツですかね。
近年は津波対策的な理由で海岸の改変が進みそうで、恐いです。
こういう理由だと反対もしにくいですしね。
  • 尚 nao. 
  • 2014.01.19 Sunday 22:26
hana-ikadaさん。

この緑二重線の食器、国民食器と呼ばれるだけに、いろいろな場所で使われていたんですね。
海岸線の改変が進んでいる地元より、南房方面でいいものを拾う機会が多いですが
この国民食器に関しては、地元が多いです。
千葉では小皿1枚ですが、地元で小皿1枚、湯呑み3個です。
シンプルで、今でも十分に使えるデザインですよね〜。
  • 尚 nao. 
  • 2014.01.19 Sunday 22:29
緑二重線はたくさん造られたのでしょうが謎がいっぱいですね。分厚いのが幸いして割れずに残ったのでしょうね。
  • richouken
  • 2014.02.04 Tuesday 10:26
richoukenさん。

そうですね。今でも比較的、安価で売られているくらい
数多くが出回り、今も残っているのでしょうけれど、謎だらけです。
社章なんかのついたヤツが出れば、いいヒントになるんでしょうけれど。
また何か出たらご報告します。
  • 尚 nao. 
  • 2014.02.05 Wednesday 00:22
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