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2013.08.27 Tuesday

忘れ貝 wasuregai

        

貝の中でも二枚貝類はほとんど拾わないのだけど、この貝を見つけるとついつい手に取ってしまう。合弁があればお持ち帰りだね(笑)その理由はもちろん、この貝の模様。放射状や網目状になった薄紫色の模様が、なんとも綺麗なんだ。ワスレガイ(忘れ貝)の名前は、万葉集などにも登場するらしい。ネットで拾ったのは「いとまあれば拾いに行かむ住吉の岸に寄るてふ恋忘れ貝」という歌。…貝拾いにかけて辛く実らない恋を表現した歌なのかな? またその時代は内側に金泥を塗って香料入れなどにも使ったらしいのだけど、当時の忘れ貝が現在のワスレガイと同じものなのかは、はっきりわかっていないそうだ。でも、この貝殻の綺麗さを見れば、時代が違っても人の心を惹きつけると思うんだよね☆


         


更新してます……海山日和
コメント
尚さん、ご無沙汰しております。

ワスレガイにはとっても思い入れがあります。

高校生の時、古典の教科書に「土佐日記」の一部がありました。
その中に、「寄する波うちも寄せなむわが恋ふる人忘れ貝降りて拾はむ」という歌があり、
そこまで勉強していないときに、なんて素敵な歌、と勝手に解釈して思ったのですが、
実際は死んだ娘を忘れるために貝を拾おうという歌だったのです。

ワスレガイ、福井では拾えない貝なのですが、渥美におじゃました時、
薄紫色の素敵な貝を見つけ、Shigeさんに「この貝はなんでしょう?」と聞いたら、
「あ、それね、それはワスレガイ!」とあっさりと答えられてしまって。

高校生の頃の土佐日記の歌が、一気に蘇りました。

マツヤマワスレは、こちらでも拾えますので、色や模様はそういえばそっくりだなぁ…と。

そんな訳で、たいへん思い入れのある貝なのです。
  • のぶ
  • 2013.08.28 Wednesday 18:23
のぶさん。

いらっしゃいませ。
高校の古典…もうすっかり忘却の彼方です(笑)
土佐日記にも忘れ貝の歌があるのですね?
でも、当時の風俗などを考えると、恋の歌にも読めてしまいますね〜。
思い入れのある貝、そういうものがあることがとても素敵です。

ワスレガイはこちらではちょっと少ない感じでしょうか。
というか、圧倒的にバカガイが多いので目立たないのかも(笑)
写真にあるような小さい合弁があると必ず拾っちゃいます!
  • 尚 nao.
  • 2013.08.28 Wednesday 23:00
どちらも切ない歌ですけど、それがぴったりの、儚げな模様が素敵な貝ですね。
  • sato
  • 2013.08.30 Friday 14:38
地元では見たことがなかったワスレガイを、初めて拾ったのは高知県の海岸でした。
次の年に訪れた高知の別の海岸には、すごい量のワスレガイが打ち上げられていて、夢中で拾いまくって来たのですが、鳴門の海岸に行ってみると、打ち上げ貝のほとんどがワスレガイで、思わずずっこけてしまいました。(笑)
  • 渚の探偵:助手
  • 2013.08.30 Friday 20:24
satoさん。

忘れ貝…という名前が、もうなんか切ない感じですよね〜。
模様はほんと儚げな雰囲気で、それが素敵なのです。
もう少し黄色みを帯びたタイプもいますよ。
  • 尚 nao.
  • 2013.08.30 Friday 21:01
渚の探偵:助手さん。

ワスレガイは典型的な砂浜海岸の貝だと思いますが
微妙な海中環境とか、そんな違いで生息状況も変わるんでしょうね。
たぶん、やや内湾系だと思うのですけどね〜。
東京湾や三河湾などでもけっこう獲れるようですし。
ちなみに食べられるそうです(笑)
  • 尚 nao.
  • 2013.08.30 Friday 21:05
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