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2010.05.28 Friday

LAITFOOD(レートフード)

        

レートは戦前の一大化粧品メーカーである平尾賛平商店の代表ブランド。レートと言えばここでももう何回も紹介しているレートクレームが有名だけど、このレートフードはレートクレーム発売(明治42年=1909年)から遅れること6年後の大正4年(1915年)に発売された化粧水だ。キャッチフレーズは「ほんのり色白くなる化粧液」で、当時の大ヒット商品だったらしい。フードは直訳すると「食べ物」だけど、命名の由来はどういうものだったのだろう? 「食べ物」みたいに必要不可欠なもの?あるいは「栄養物」という意味に引っ掛けた? ちなみに、この「レートフード」に対して、ライバルの中山太陽堂・クラブ化粧品が「カテイフード」という商品を発売し、商標権を争って泥沼の法廷闘争を繰り広げたそうだ。


    

壜の方は、正面から見るといたってシンプル。資料の写真では、ここに白地に赤い文字を使った華やかなラベルが付けられている。壜の魅力は横に。左右にそれぞれ「レートフード」「LAITFOOD」のエンボスが刻まれているのだ。写真の右手のは陸のハケっぽい場所で見つけたもの。透明なガラスで、左右の他に壜底にも右書きで「レート」のエンボスがある。左手のは干潟の水の中から拾い上げたもので(その時、片脚が長靴の上まで泥にはまった…)、ガラスが少し飴色で壜底のエンボスは「L」の一文字。どちらも、おそらく戦前昭和期の壜と思われるが、レートフードには基本デザインが同じで古いタイプもあるようだ。
コメント
わぁ☆ここでの楽しみの1つ☆化粧瓶☆
それにしても、本当に真正面から見れば普通の瓶なのに、サイドにエンボス!これは斬新ですね!
最近の化粧瓶はラベル付で昔からあるブランド瓶でもこういうデザインのものは売られてないのですごく新鮮です☆

「フード」というのは単純に「肌の食事」と取りました。
化粧水や乳液が普段の1日3度の食事なら、美容液はトラブルが起こった時の常備薬(薬)と販売では言われるので、なんとなくそうかな?!とo(^-^)o
「カテイ」はやっぱり家庭?(笑)←手に取りやすいように庶民的?それともクリームまでの過程?(笑)なんて思ったり。「L」も今なら、「ライト」さっぱりと取れたり(笑)(ちなみにしっとりはモイスチャーのMですが)使われていた時代を想像するのも楽しくなりますね!
  • トバザクラ
  • 2010.05.28 Friday 23:08
レートフード、干潟でも拾えるなんて凄いですね^^
少し飴色って良いですね、ガラスの質感が柔らかい感じがします、名前だけ聞くと食べ物を想像します、笑
クラブのカテイフードも興味津々です☆

今日レートクレーム陶器瓶拾いました♪
  • あかずきん
  • 2010.05.29 Saturday 00:16
トバザクラさん。

楽しみにしていただいて、ありがとうございます☆
戦前の古い化粧品瓶はなかなか拾えないので、嬉しい一品です。

壜のデザインはおもしろいですよね!
資料は雑誌記事で、写真が小さくてはっきりとはわからないのですが
大きくて綺麗なラベルが貼られていて、お洒落な感じでした。
しかもエンボスつきですから、当時の流行の最先端!って感じだったのでしょう。

「肌の食事」! なるほど、さすが化粧品に詳しいトバザクラさん!
「カテイ」は「家庭」でしょうね。
この2メーカーは東のレート、西のクラブと言われた大メーカーで
超ライバル関係だったようです(笑)
「L」は最初サイズと思ったのですが、小さい壜があるという話は聞かないので
あるいは別の意味があったのかもしれません。
  • 尚 nao.
  • 2010.05.29 Saturday 01:11
あかずきんさん。

レートフードは千葉のビーチコーマーさんたちが拾われていて
僕も割れたのは以前、見かけたことがあったのですけど
海で拾ったのは今年になってなんですよ(笑)
(陸のは一昨年だったかな?)

フードなんて、おもしろいネーミングですよね。
飲んじゃったりした人、いなかったのかな?(爆)

コメントまだできてませんがブログ拝見しました。
陶製レートは以前にも紹介していますけど
実は今、陶製レートの記事を準備中なのです。
せっかくだから来月にでもアップしようかな?
  • 尚 nao.
  • 2010.05.29 Saturday 01:16
レートクレームとはまた違った良さがありますね(^^)
僕はディギングで見つけたのですが、
胴体がパックリ割れてました・・・。
化粧品の壜は気品があって大好きなので、
いつか見つけたいですね〜。
  • かず
  • 2010.05.29 Saturday 13:33
かずさん。

おお、ディギングですか?
いいですね〜。

透明ガラスの方はディギングみたいなもんですけどね。
飴色ガラスは漁港の脇、この時期の大潮でしか拾えない場所でした。
記事中にも書きましたけど、これを取ろうと一歩踏み出したら
何の抵抗もなくズブ〜ッと右足が泥にハマって焦りました(笑)

レートフード壜、気泡や歪みは少ないですけど気品ありますよ☆
  • 尚 nao.
  • 2010.05.29 Saturday 20:20
見たことあるようで、ないような壜。
あのハケが無くなってから壜を拾ってないなぁ。
  • Shige
  • 2010.05.29 Saturday 22:13
Shigeさん。

一見普通のようでいて、ちょっと角度を変えると違う顔を見せる…。
壜に性別があるとしたら、これは女性の壜だと思いませんか?(笑)

壜や陶磁器類が出る海岸は限られますよね。
でも、Shigeさんは街中の工事現場でハケを発見しちゃうくらいだし
けっこう強運の持ち主のようですから
きっとまた楽しいハケに出会えると思いますよ〜!
  • 尚 nao.
  • 2010.05.30 Sunday 01:03
皮膚に塗り、素肌を覆うと言う意味で考えると
フードがfoodではなくhoodだったら納得だったんですよね〜。
スペル間違えてしまったのかな?(^^;)
昔のローマ字表記などってちょっと緩いから〜。
ほら、NがИだったり…
  • YUKI
  • 2010.05.31 Monday 00:23
きれいな壜が二つも!羨ましいですね〜
泥んこの中を散策した成果ですね(笑)
今風だと美容成分を分析して「肌に栄養を」というけれど、
昔は一般的には米ぬかなどの、まさに食品を使っていたのでしょう。
「フード」って、今、ナチュラル化粧品に使うと意外と新鮮な言葉かもしれません。
  • hana-ikada
  • 2010.05.31 Monday 08:42
YUKIさん。

誤植説ですか? う〜ん…どうでしょうね?
「hood」でも正確な意味では違うと思いますし、何とも言えませんね。
一応、平尾賛平商店って大メーカーだったし…。
どうやら『平尾賛平商店の50年史』という資料が存在するようです。
平尾賛平商店自身が出している企業史のようですが、
それを見たら商品名の由来も書いてあるかも??

でも、当時のものは確かにスペル違いのものはありますね(笑)
うちにあるのではこれ↓とか
http://seaglass.ashibee.net/?eid=1141269
  • 尚 nao.
  • 2010.05.31 Monday 10:18
hana-ikadaさん。

泥に片足ハマった成果です(笑)

「肌に栄養を」という感じならやはり「food」でしょうか。
米糠を使うなど、化粧品の原点って食品とも繋がっていたと考えれば
「food」でもおかしくないかもしれませんね。
確かに最近の自然化粧品にも通じるものがあるかもしれません。
そのうちに●●フードなんて化粧品が出てくるかも?(笑)
  • 尚 nao.
  • 2010.05.31 Monday 10:24
こちらでも記事アップしてみました。
ネットでラベルを探しても小さい写真しか見当たらなかったので、参考資料になるかも知れません〜☆
記事内に尚 nao.さんの所をリンクさせていただきました^^
nanairoさん。

ブログ、拝見してきました。
レートフードのラベル付写真は貴重ですので、ありがとうございました。
僕はいただきものの雑誌の切り抜きを持っているだけで
それも写真は小さいので、ちょっと感激です。
  • 尚 nao.
  • 2011.02.08 Tuesday 00:18
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