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びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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サメダカラ samedakara
        
          

比較的メジャーなタカラガイなのにアップしていなかった、このサメダカラ。写真を撮り直そうと思いながら放置していたのが理由なのだけど、よ〜かんさんのリクエストに応えて写真を撮り直してアップ(笑) 最初の写真は沖縄の西表島で拾ったもの。この種では初めて拾った完璧なツルピカという記念すべき個体だった。大切にしていたのだけど、実はサメダカラは色が抜けるタカラガイ。下に小さく出ているのが以前に撮った写真。そう、以前は青みがかった淡いグレーをしていたんだよね。両端や殻口側の皺の茶色ももっと濃かった。暗所に保管しててもこれなので残念だけど、色が抜けたものは抜けたものでちょっと綺麗なのが複雑な気持ちにさせるね。


       

こちらは地元三浦半島で拾ったもの。パッと見ておわかりの通り、色がとても濃い。これでも若干色が抜けていて、拾った当初は黒々として、白い斑点が目立たなかったくらいだ。サメダカラの色は個体差が激しく、前述のように色が抜けるので、さまざまなバリエーションが見られる。基本的には幼貝(下写真の左斜め後ろの個体)は茶色みがつよく(殻口の皺も弱い)、成体は南のものほど白っぽいものが増えるように感じる。また表面の斑点も上の西表島産個体のようにイボ状になるものと、地元三浦半島産個体のように出っ張らず斑紋状になるものがある。三浦半島産など殻口側を見ないとシボリダカラと間違えそうなくらいだ。これも個人的な感想だけど、南のものほどイボ状になるものが多いように感じる。


         

ちなみに殻長は平均して20ミリ前後というところ。最大がどれくらいになるかはわからないけれど、手持ちの最少個体は最後の写真中央のもので、殻長11ミリ。これでも特徴は立派な成貝だ。


宝貝リポート13〜14
         

さて、みんな大好きタカラガイ。この冬はどんなかな〜という報告。ただし、この冬はあまりじっくりと海に行けていないから、かなり偏ったリポートなのだけどね。僕の場合、タカラガイは生きもの観察のついでに、磯でFDを拾うというやり方。なので、きっちり打ち上げ採集をしている人とは傾向が違う可能性もあるけど、ここ1年の生きものの傾向とは、それほどズレてないのでは?とも思う。全体の印象としては、タカラガイは少ないなぁという感じ。10〜11年冬がとても多くて、11〜12年冬は減少。12〜13年冬は諸事情でほとんど海には行っていないので詳細はわからないけど、おそらく少ない傾向が続いているのだろう。でも、この冬は11〜12年冬よりはずっとマシな感じもする。1枚目の写真はハナビラダカラで、FDはポツポツ目につく感じ。左半分は殻口はほぼ閉じているけど、模様に未成貝ぽさが残る個体だ。


          
          

2枚目はコモンダカラ。まだ未成貝だけど、サイズは37ミリで、このあたりで拾えるものとしてはいいサイズかな。ほかには拾っていないけど、低潮線より下とか、深いタイドプールの底とか拾えない場所にいくつか落ちていたのは確認している。3枚目はシボリダカラ。これは地元でもそこそこ拾える種類だけど、今回はなんか焦げ茶一色の未成貝が目についた。手前右のは、未成貝ながら殻口側はほぼ完成していて、サイズ14ミリというのは小さい方としてなかなかの記録かも。


           

最後はその他諸々。左はハナマルユキ、カモンダカラ、ナシジダカラ。今年はハナマルユキはメチャクチャ少ない。真ん中は定番のキイロダカラ。生貝も見ているしポツポツあるけど、ハナビラダカラより少ない印象。右はチャイロキヌタとクロダカラの未成貝。チャイロキヌタはわざわざ拾うこともないんだけど、超FDだったので(なにしろ腐りかけの中身が出ていた 笑)。その他拾っていないものでは、圧倒的に多いのがメダカラとオミナエシダカラ。タイドプールで白く目立っているのは、まずオミナエシ。まああまり期待感はないけれど、この先しばらくはFDが拾えると思うので、何か特筆するようなものが出ればまたここで報告するね。




麒麟の名を持つ魚……海山日和
初めての白いの
        

東のはるか沖で逸れた先週の台風20号。強めの風は吹いたものの北東風で、当然ながら浜辺はきれいサッパリ。でも、小さな貝殻が描いた打ち上げ線を辿ってみたら、ちょっとおもしろいものが拾えたよ。


          
          

本当は2枚目の写真の左下にあるコメツブウニをたまたま見つけたから、ちょっと真剣になったんだ。結局はその1個とすぐ近くで見つかったボタンウニ1個のほかは、見つからなかったけどね…(泣) 小さな貝殻は、小壜などに入れて楽しむために、種類に関係なく見た目の可愛らしさで拾う。特に何かを狙っていた訳ではないのだけど殻高1cmのカミスジダカラはめっけものだ。ツルピカだし、今まで拾った中では最小だと思う。若干、螺塔の痕跡が残る亜成貝といったところ。


          

落ちている貝の3〜4割を占めているのでは?というほどたくさんあったのはザクロガイ。小壜用にちょっとだけ拾う。そして、そんな中に目立たず紛れていたのが最後に紹介するシラタマガイだ。地元・神奈川でも拾えることは知っていたのだけど、自分自身では初ものでこれは嬉しい☆ 大きなものが6ミリ強、小さいものが4ミリ強といったところ。殻は少し摩耗が進んでいる感じだけれど、光沢もまあまあある。シラタマガイは沖縄の黒島で拾ったものなど数十個あるんだけど、hiroimonoでは未紹介でこれが初登場だった(こんなのは紹介済み)。実はシラタマガイの仲間は和名のない種類がいくつもあるようなので、南に行ったときなどはちょっと注意したい貝でもある。それにしても可愛いなぁ(笑)


          
黒宝貝 kurodakara
        

再開第一回目は初心に戻って貝ネタから。クロダカラ(別名カスミダカラ)は地元・神奈川産タカラガイとしてはけっして多い種類ではないけれど、それでもポツポツと拾うことができる。幼貝のうちは灰白色の地に黒っぽい帯模様があるのだけれど、成長するにつれて帯模様が目立たなくなり、代わって細かい斑点模様が現れる。三浦半島などで拾えるものは、口唇の歯は揃っているけれど背面に帯模様の残る亜成貝が多い。こちらで繁殖しているのかはわからないけれど、生息状況としてはやや死滅回遊的な印象だ。大きさは最大でも殻長20ミリほど。小さくて地味めだけれど、希少性があるので拾えるとけっこう嬉しかったりする。


        
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焦げ千鳥
        

久しぶりの宝貝ネタ…というより貝ネタそのものが久しぶりかな? 貝殻、拾ってないもんな〜。で、今回はコゲチドリダカラ。沖縄などに行けば、チドリダカラガイの仲間はちょぼちょぼと拾えるのだけど、ツルピカにはほとんど出会っていない。特にこのコゲチドリダカラはチドリダカラガイの仲間でも出会う確率が高いにも関わらず、一皮剥けてます…という状態のものばかりだ。高く盛り上がって両端が細く突き出る貝殻は仲間に共通。本種は腹側、殻口の左右に2個ずつ計4個の斑紋があることが特徴で、背面にも斑点がある。背面中央の大きな斑紋や顆粒状の突起は、目立つものとほとんどないものがあるようだ。名前の焦げは茶色っぽい色合いに由来するんだろうけど、焦げ千鳥ってつまりは焼き鳥(タレ)ってこと?(笑)

菖蒲宝貝
        

「ショウブダカラ」じゃなくて「アヤメダカラ」(笑) 5月になって、そんな花の季節になりました。表側は茶色に少し紫の混じったような色合いで、ほんのりとした斑紋が散らばる。そして、殻口側は見事なアヤメ色。もちろん名前の由来もここからだろう。沖縄ではぼちぼち拾えたけど、やはりツルピカはなかなか出なかった。持っているのも3〜4個くらいか。アヤメの季節に…と思いながらついついアップし忘れてかなり経つ。沖縄で拾ってるくらいだから、もう10年は昔のものだ。時が経つとともに全体に少し色が褪せた感じもするけど、そんなには悪くはなっていない。ちょっと渋めのトンボ玉みたいな雰囲気があって、けっこう好きな宝貝かも。

花紋、COME ON!
       

この冬はキイロダカラが大漁という話は前にご報告したとおり。でも、実のところ僕自身の目的は他にあった。それはとあるブログ記事にあった「葉山でヒメホシダカラを拾った」話。…持ってないんですよね、ヒメホシ。そこで無理押しをしてでも海に出かけた訳です。まぁそうでなくても、いくら忙しくても海行っちゃうんですけどね(笑) で、結果から先に言えば見事にスカ。ただ、その代わりと言ってはなんだけど、とっても新鮮で綺麗なカモンダカラをゲット! ばしゃばしゃと潮が満ちてくる中、水の中の砂利底から拾い上げた。一見派手にみえるこの貝も、黒っぽい砂利の中には溶け込んでしまう。自分でもよくもまぁ見つけられたと思う。けっこう小っさいしね。しかし何と言っても驚かされるのは、そのクオリティ。カモンダカラは湘南・三浦でも稀に拾える種類で、僕も今までに何度か見ているけど、正直拾って帰ろうなんて思うレベルではなかった。でもこれはもうツルピカ! こんな状態のよいものを沖縄ではなく地元・神奈川で拾えるなんて…もう感無量です☆
個人的に新記録!
       

黄色。きいろ。キイロ。キイロダカラだらけ(笑) いやぁこの冬は拾えます。このところの忙しさのストレス解消とばかりに拾いまくったせいもあるけれど、とにかく数が多い。それにキイロダカラは殻口側が真っ白で、黒っぽい岩場ではよく目立つ。おやっあっちも、あれっこっちにも…と見つかってしまうので、ついつい拾ってしまう(笑) あんまり数を拾っても仕方がないのだけど、数を拾うとわかることもある。キイロダカラというと殻が横に張り出した形をイメージするのだけど、成貝でも殻が横に張り出すのは全体の3分の1くらいだ。また沖縄産のに比べると色は濃いめで、中には貝殻全体に黄色みのあるものもいる。前回よく拾えたのは2007年の冬だけど、拾える数はそれを上回るかもしれない。しかも、その時に拾えたものよりも、殻長、ボリュームともに一〜二回りほど大きい。


         

2枚目の写真は拾った中で特に大きいベスト5。手前右の黄色みの強いのが最大で、殻長が28〜29ミリ。左側のもほぼ長さは同じだけど、貝殻の膨らみ具合、ボリューム感で一歩劣る。ちなみに3枚目の写真で写っている小さいのが今回の最小で、こちらは15ミリほど。大小どちらも今まで拾ったキイロダカラでは最大、最小だ。そして3枚目の写真手前、今回最も驚いたハナビラダカラ。ハナビラダカラはキイロダカラに比べて生存率が高く、拾える数は10分の1くらいなのだけど、この手前右の1個。なんと殻長29ミリ! 自分で拾った最大個体なのはもちろんだけど、『タカラガイ・ブック』にある日本記録 31.2ミリに迫るサイズなのだ。つまりこの種の最大クラスということになる。キイロダカラもハナビラダカラもいわば普通種と呼べるものだけど、この冬はなかなか興奮させてもらってます☆


         
コモンダカラ
      

もうとっくにアップしたと思っていたら、ブログ用画像を作り直そうとしてすっかり忘れていたことに気がついた。そんな宝貝21種類目はコモンダカラガイ(小紋宝貝)。背面に散らばる小さな斑点が名前の由来だと思う。貝殻はわりとバリエーションがあるらしく、殻の側面が張り出すものや、背面に顆粒が出るものなどもいるそうな。側面下の大きな茶色斑は、両側にあるものと写真の個体のように片側だけにあるものがいる。側面が張り出したものは持ってたと思って探してみたんだけど、人にあげてしまったか行方不明。というか、そのタイプはちょっとゴツい感じであまり好きではなかったし、主に潮間帯に棲むだけあってわざわざ沖縄に来てるのに拾えるのはこればっかり…なんてこともあったし、あんまり執着してなかったんだよね〜(爆)これ、三浦半島など地元でも少ないながら拾うことができる。幼貝らしいのも拾っているけど、あんまり詳しく調べてないのでとりあえずそれは保留ってことで。
縮緬宝(チリメンダカラ)
    
このタカラガイを最初に拾ったときは、これは何だ?と思った。タカラガイと言えば普通は多少摩耗していてもツルツルした感じがある貝なのに、そんな様子はどこにもない。殻に刻まれた凸凹といい、その質感といい、あまりに異質なタカラガイだ。でも、今ではかなり好きなタカラガイになっているんだよね。名前は織物の縮緬(ちりめん)になぞらえたもの。縮緬は撚れのない縦糸と強く撚れた横糸を使って織り上げた布で、精錬すると縮んで凸凹が生まれ独特の風合いになる。何とも日本的で美しい名前だよね。でも、僕が真っ先に頭に浮かんだのはシェルパスタ(コンキリエ)! そう思った人は多いんじゃないかな?(笑) ふと思いついて机の中をガサガサと探ったら、ショートパスタの実物をあしらった手作り風のメッセージカードが出てきた。リボン形のファルファッレや螺旋形のエリケ、車輪形のルオータと一緒にコンキリエもある。その上にチリメンダカラを置いてみると…ほらっ!どれだかわからないでしょ?(笑)


    

アップ時に文中の「メッセージカード」が「ポストカード」になっていましたが、勘違いというか間違いでした。(4/15)

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