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びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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扇形のペロペロ
            

ずいぶんとゆっくりの始動になりましたが、2017年最初の更新になります。本年もよろしくお願いいたします。昨年はネタ不足の影響もあり、更新が滞ることも多かったのですが、今年はもう少し頑張っていきたいと思います。


さて、年始一発目ということで少しインパクトのあるネタを。拾ったのは、もうかれこれ7〜8年前。ネタ温存をし過ぎて埃を被っていたものをお披露目しよう。この扇形のペロペロは、過去に駄菓子屋ものの本と、某ディギング・ブログで紹介されたことがあるだけの珍品。僕が出会ったのも、この時一回限りだ。


          

大きさは、扇の横の長さが50ミリ、縦の長さが32ミリ。縁の高さは8〜9ミリで、内側が3〜4ミリ凹んだ形になっている。扇って、子供向きとしては地味に思えるけれど、このあたりが何だか明治や大正時代の雰囲気を感じさせてくれるね。時代的にも戦前は確定で、そこそこ古いものだと思われる。変わり種のペロペロは、これ以外にはベーゴマ型と、トラック型の欠片しか拾ったことがないので、とても大切な宝物だ。今年はこれに匹敵するようなお宝が拾えるかな〜??(笑)



まーぶる石蹴り
        

今まで石蹴りは大小いくつか拾っているけれど、その中でも少数派なのが乳白硝子のタイプだ。乳白硝子は、ガラスに化合物を混ぜて白くしていて、真っ白なものをギョク(砡)、少し透明感のあるものをアラバスター、半透明なものをオパールと分けているらしい。それぞれ見た目から、同じ名前の鉱物になぞらえて名付けたものだろう。さて今回紹介する乳白硝子の石蹴りは、前述の分類で言えばギョクに当たるのだろう。そして乳白硝子だけでなく、そこにさらに色硝子を混ぜてマーブル模様にしているのが特徴だ。完品を2つ拾っていて、1つは直径60ミリで、サクラのエンボス。マーブルは紫色。そしてもう1つは直径66ミリで、ブドウのエンボス。マーブルはチョコレート色。それにしても、サクラは定番の文様だからわかるけれど、ブドウってどういう発想なんだろう? しかも石蹴りの大きさに対して、エンボスの大きさが小さいので、どこか中途半端(笑) 石蹴りは男女一緒に遊べるものだと思うので、ブドウは女の子を意識した絵柄なのかな。出てくる数が少ないってことは、乳白硝子の石蹴りを使っていた子は、ちょっと目立ってたのかもね。ちなみに乳白硝子の石蹴りはこういうものも拾っている。こちらは少し透明感のある部分があって、アラバスター的な乳白硝子になっている。


          


黒いダイヤを拾いに……海山日和


デカぺろ the Third
        

この春の干潟歩きでの一品。猫の額のような小さな干潟を、隅々までくまなくチェックしたら、ちょっとした物陰にこれがポツン。やった!久しぶりのデカぺろだ〜と思ったものの、手に取ってよく見るとどこか見覚えが。家に帰って確認してみたら、やっぱり以前に拾っているのと同じだった…。嬉しいは嬉しいんだけど、やっぱり新しい未見のタイプを拾いたいよね〜。でもまあ考えてみれば、前のものとは拾った場所は違うとは言え、同じ市内。同じ業者が市内各所に卸していても、あるいは同じお店から購入されていても不思議じゃない。そうそうは未見のタイプなんて出ないか。六角タイプとか一度見てみたいんだけどな。でも貴重な出会い。傷もヒビもない綺麗な完品だし、これはこれで大事にしましょ。


          
          


珍しいくらいに更新中……海山日和
何が押してあるの〜?
        

前記事のくらわんか碗を見つけた時のこと。拾い上げた後で改めて写真を撮ろうと、ほんの数メートルほど波打ち際方向へと移動。そして、砂の綺麗な場所に陶片を置こうとして、ふと横の方を見ると、丸い硝子がある。…瓶の底? いやいやいや石蹴りだ! 今まで石蹴りは何個か拾っているけれど、実は鎌倉で石蹴りを拾うのは初めてのこと。予想外だったので、ちょっとビックリした。1枚目の写真はちょっとヤラセ入ってるけど、石蹴りは少しも移動させてないよ(笑)


          
          

石蹴りはオリーブグリーンよりもう少し緑が強く、深緑色まではいかない感じの緑色。直径は45ミリで、中央が型押しで凹んだ形をしている。大小の気泡も入って、光に透かすとめちゃ綺麗! さて、その型押しで凹んだ部分だけど、製造時にできた皺とは思えない微細な凸凹がある。当然このサイズの石蹴りなら、エンボスがあって然るべき。でも〜押しが甘かったのか、押し型が既に摩耗していたのか、何か絵があるようなのだけどその何かがわからない…。回してみたり角度を変えてみたり、いろいろしてみたのだけど、まったくもって正体不明なのだ。石蹴りを拾うのも久しぶりだったし嬉しいのだけど、このやり場のない不完全燃焼な感じはどうしてくれよう?(笑)

ちびなペロ
        

大きくて形のおもしろいペロペロは、ガラスマニア、ボトルディガー、ビーチコーマーにとって憧れの品だ。まあビーチコーマーの場合、一番巡り会える確率が低いんだろうけどね(苦笑)その一方で、小さいペロならまあまあ出会う機会にも恵まれる。今回はその中でも特に小さい方をご紹介。最初のは直径が3センチ、高さ1センチ強のもの。器の外側部分に潰れたU字状の筋模様があり、縁が花びらみたいになっているのが特徴だ。手前の1個が淡く緑がかったガラスのもの。後ろの2つは透明ガラスだけど、左側のには茶筋が入っている。小さいけれど、ちょっと凝ったタイプだ。


          
          

2番目のも直径3センチ、高さ1センチで、見ての通り最初のものより単純なデザインになっている。特徴的なのは器の外側部分に細かい筋模様が入っていることだ。このタイプはこの2つしか拾っていなくて、どちらも緑がかったガラスになっている。そして最後のものは、もっとデザインが単純化されたもの。直径は2.5センチで、高さも1センチを切っている。文様もなにもない。でも、これには前2つにない特徴もある。なんと器の外側に「白馬」のエンボスがあるのだ。これはけっこう意外だった。これらのちびペロは器部分の形は残っていることが多いのだけど、案外、台座部分が欠けることが多いのが玉に瑕だね。ちなみに、これらが本当にペロペロなのかは、よくわからない。だってどれも器の部分がとても浅くて(特に真ん中のタイプ)、砂糖菓子を盛るのが無理っぽいのだ。あるいはままごと玩具だったのかもしれないね。



漂う紅……海山日和
松のおはじき?
        

今回のものは海岸ではなく、海岸からほど近い畑の脇で拾ったもの。古い陶片などもあり、農地改良で消滅してしまったハケの名残なのかもしれない。それでもものは一級、なんと戦前の型押しおはじきだ。おはじきは、昔はこれ(筥崎宮のおはじき)これ(泥面子)のようなものだったのだろう。それをガラスで再現して作られるようになり、次第に形やデザインが簡略化されて今のおはじきになったのだろうと推定している。つまり、型押しタイプはガラス製おはじきの中でも特に古いタイプだと考えられるのだ。すべてがそうだとは断定できないが、時代的には明治から大正の頃まで遡る可能性もある。


          

今回のおはじき、表裏(写真下)とも3つの模様がエンボスされている。最初はそれが何を表しているのかよくわからなかった。しかし、少し前に紹介したマツ染料のエンボスとどこか共通する雰囲気がある。これはマツの枝葉を表したものかもしれない。縁起の良い植物として「松竹梅」が昔からさまざまな意匠に使われていて、常緑樹の松は不老長寿の象徴である。おはじきでも、古い型押しおはじきには七福神だとか梅の花など、縁起のよいものが描かれることが多い。今回のおはじきも、そういうものなのかもしれない。ちなみに、同じ絵柄のおはじきは、いそはえとりさんも拾われていて、少しデザインの違ったものをmimidaikonさんが拾われている。けっこうメジャーな絵柄だったのかもね。



冬でも生き物が楽しい!……海山日和
久々おはじきレポート
        

ずいぶんやっていなかったおはじきレポート。ここらで1度、やっておきましょ。最初はサクラ。でも、よくあるサクラの花1輪のエンボスではなく、ちっちゃいサクラがたくさんのパターン。桜吹雪とはちょっと違うけども。最初に拾った時は飛行機タイプか!? と思って熱くなったけど、残念でした(笑)でも、このサクラたくさんタイプは数が全然出ず、今のところはこの2個だけ。エンボスが写真に写りにくくて参った。


          

お次は花はじき。左右にある半透明ガラスのものは、同じものの裏と表だ。表側が花の型押し、裏側がひらがなの「や」。このタイプは以前にも拾っている。花はじきのような型押しタイプは時代的には古い(明治〜大正?)ものと思われ、拾える数も少ないので嬉しいものだ。しかも半透明ガラスのは初めて。その上にちょこっと写っているのは、ガラス製らしいのだけど妙に薄くて、おはじきかどうかは不明。こちらはカタカナの「チ」のエンボス。


          

こちらは、同じ花はじきでもちょっといいやつ。上のタイプの花はじきが、けっこう適当なデザインの花なのに対して、これはれっきとした菊花紋。時代的にも少し新しいと思うのだけど、それでも戦前の可能性はあるかも。同じタイプのものをとある骨董店の商品紹介ブログで見たことがある。


          

4種類めは、なみなみ(波形)模様。おはじきのエンボスで多いのは平行線か格子。わざわざ、こんな小さな押し型を作るのはかなり面倒くさいはず。ちょっとオリジナリティを出して他のおはじきと差別化しようと思ったのかは定かではないけれど、これもそれほど数は出ない稀少なタイプ。ちょっと地味だけどね。


          

そして今回の大トリは、時計エンボスのおはじき! 見つけたときはすぐにはわからなくて、持ち帰って洗ってじっくり見て判明。まあ、残念なことに押し型がずれちゃって、時計の左側半分が押されてないんだけどね。これも骨董店のブログで完璧な型押しのを見たことあるけど、つくづく惜しい。でも、これはこれまでで唯一、1個だけしか拾えていないから宝物だ。時代的にはどうだろう?こういう凝ったエンボスものは戦前認定しちゃってもOKかな〜?

ペロペロの別名は?
       

台風19号が過ぎてから1週間ほど後、地元のとある海岸でペロペロを拾った(写真1左)。台風が来る前に立ち寄ったときには見かけなかったから、台風の波と雨で岸から洗い出されたのだろう。状態は、皿の表面部分はかろうじて滑らかさと透明さを留めていたけれど、縁はボロボロ、台座に到っては縁が残っているのは全周の6分の1ほど。実はこのペロペロと同じ販売(製造)元と思われる、色違いのものをこれまでにも何個か拾っている。写真1右の緑色のものがそうだ。表面は擦れ擦れで割れ欠け、まともな状態のものはひとつもない。それでも拾っていたのは、共通するある特徴があったからだ。それは写真にも写しているけれど、台座の底にある「金」の一文字。そして今回のペロペロにも同じ「金」の文字があった(写真2)。まったくの憶測だけど、これらのペロペロは他に見つかるものよりも、少し時代が古いのではないか…と思っている。状態の悪さが、そう想像させる。まあ他のよりもガラスの質が悪い、とも考えられるけれど…。


          

台座の底の「金」のエンボスも気になる。普通に考えれば販売(製造)元の名前や屋号に関係するのだろうけれど、そういえばペロペロの別名って確か「金コップ」。まさか…ね? 当面の目標は、このペロペロの完品を拾うことだな。
ひまわり小皿
         

昨年、よく行く浜で拾ったままごと用の小皿。こうしたガラス玩具は、ペロペロよりも圧倒的に出てくる数が少ないし、作られていた時代も古い気がする。それに平たい分だけ強度にも難があって、なかなかまともな状態で出てこない。これもかなり擦れているし縁などに小さな欠けも複数あるけど、それでも形を保っているだけマシな方だろう。縁は二重の花びらを象ったようで、光に透かすとその造形がよくわかる。この姿、季節的にヒマワリみたいに思えるよね(笑)


               


一路、北へ……海山日和
A組は?
         

先日、この春にツェッペリン飛行船の石蹴り片が出た干潟に行ってきた。相変わらず何もなかったけれど、1つだけおもしろいものが見つかった。今回も石蹴りの欠片だ。絵柄は野球もの。2本のバットをクロスさせる絵柄は定番中の定番なのだけど、そこに刻まれたエンボス文字がおもしろい。クロスしたバットの右スペースには丸囲みの「三」、そして左スペースには「壘」。下のスペースには「B組」とある。野球ものの石蹴りはネットなどでも数多く出てくるけど、これは初見だ。「壘」は「塁」の旧字なので戦前ものは確定だろう。意味としては右読みで「三壘」ということだと思う。しかし、そうなると「一壘」や「二壘」、そして「A組」や「C組」があってもおかしくないよね。遊び方も工夫できただろうし、いろいろと想像が膨らんで楽しいな! あとはこれが完品なら超A級品なんだけど…惜しいね。


           

同じ場所で同時に出たのは、やはり野球ものの石蹴り片。こちらもよくあるボールをイメージした、縫い目のエンボス模様があるタイプだ。残されたエンボス文字は「S」。野球石蹴りだと、有名なのは早慶戦を表したと思われる「W」「K」の2文字が入ったものがある。では「S」だと何だろう? こちらも想像が膨らむね(笑) ちなみに、上の石蹴りは直径(長径)67ミリ、下のは直径約55ミリほど。次は欠片じゃなくて完品、お願いします!(笑)

ちなみに過去の野球もの石蹴りはこちら




今年も咲きました……海山日和

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