2018.09.25 Tuesday

今年最後は嫌〜!

        
 

結局、すっかり放置中のこのブログ、なんとか更新しておこう。今月始めの青物漂着の時に拾ったワニグチモダマ。見えていた面が褐色で、この手の豆っぽくなかったので、最初は何かのキャップかと思った。念のため、立ち止まり確認して良かった。これは日焼けかなにかなのかな。反対面は通常っぽい薄茶色だったよ。小さなカルエボシが3つ付着。コケムシの付着痕もあるので、案外長く漂流していたのかも。それにしても、今年は5月始めにいきなり海豆を拾って幸先が良いかと思ったら、その後は海に行くのもままならない生活。晩秋くらいに千葉、できれば銚子方面へ遠征したいところだけど、どうなるやら。まさか、このワニグチモダマが今年最後の海豆とか、勘弁してほしい!




2017.11.26 Sunday

地物がメイン?…秋の沖縄の拾いもの

            
        

海山日和で既にご報告の通り、今月半ばに沖縄本島へ行ってきた。そろそろ北風も吹き始めているし、特に北部方面は漂着物も良いのではないか…と期待しての旅路だ。とは言え、ビーチコーミングだけが目的ではなかったので、漂着種子狙いの浜歩きは最終日のみ。3カ所のビーチをチェックして、そのうち2カ所で拾うことができた。まず一番最初に見つけたのは、このタシロマメ。ごく標準的というか典型的なタシロマメで、表面の皺も確認できる。


         
         

その後は、続けてイルカンダ。イルカンダは関東まで漂流してくることは稀だと思うので、久しぶりな感じ。今回、浜辺を歩いていても南方系のものがまだ少なかった。ココヤシやゴバンノアシ、ククイなどは見られたけど、ミフクラギ、モモタマナ、テリハボクはおそらく街路樹由来のものがほとんどだろう。なにしろ打ち上げ帯にやたらとカタツムリの殻が目立つのだから、雨で陸から流出したものが多い証拠だ。イルカンダも自生があるので、地元産かもしれない。ただし、下のものはイルカンダにしては妙に厚みがあり、ヘソの太い。降ると中でカタカタ音がするので、ムクナの別種かもしれない。


         

コロコロまん丸のこれは何だろう? 見た目はハスノハギリなのだけど、通常拾えるサイズより二回り近く大きい。外国産のものか、近似種なのか、よくわからない。コケムシかエボシガイが付着した跡がたくさんあり、長く漂流してきた感じだ。


              

最後に見つけたのはアニマル柄のワニグチモダマ。これはもう定番中の定番だ。昔、無地タイプばかり拾ってアニマル柄に憧れたのが噓のように、今では無地タイプの方が珍しい。今回のものは長径2センチ。たぶん今まで拾ったワニグチモダマ中、最少のものだと思う。ワニグチモダマは近年、沖縄本島でも自生が確認されているようで、これも地元産かと思ったけれど、わずかながらコケムシか何かの石灰質付着が認められるので、少なくとも本島以外から来たと考える方が自然かもしれない。


    

と言うわけで、今回の海豆はタシロマメ1、イルカンダ3、イルカンダっぽいの1、ワニグチモダマ1。それにハスノハギリっぽいの1を加えた7個が拾ってきた漂着種子だ。シーズン最初期で期待したほどの成果はなかったけれど、それでも何かしら海豆が拾えたのはテンションも上がったし、良かった。さあ、次はどこで海豆に出会えるかな?



2017.05.04 Thursday

沖縄の拾いもの…唯一の種子

       
       

帰ってきてからずいぶん経ってしまったけれど、沖縄での拾いもの第一段は漂着種子。とは言え、4月の沖縄は北からの季節風も落ち着いて、正直なところ漂着物シーズンとは言えない。なので、ほとんど期待はしていなかった。実際、海岸に行っても見かけるのは自生していたり、街路樹などに使われたりしているミフクラギやモモタマナ、アダンなどばかり。たまにサキシマスオウノキやゴバンノアシ、ココヤシなどが見られる程度だった。それでも、何かしら冬の残り物がないか、海岸の奥の草付きあたりをじっくり徘徊。そして唯一見つけたのが、ムクナのハンバーガー(マルミワニグチモダマ)だった。うん、今回はこれで十分。まあ、何も拾えなかったら、ちょっと悲しかったけどね(笑) この海豆は、昨年3月に西表島に行ったときにも拾っている(下写真の左)。漂着数が増えているのかはわからないけど、2年続けて拾えるのはやっぱり幸運だね☆



2016.11.08 Tuesday

これがほしかった!

            

前々回の記事で最初のモダマを拾った後、今度は出発地から反対方向へと歩いた。しかし、ほどほど歩いても何もなく、むなしく出発点近くまで戻ってくると…。白っぽい砂地に赤みを帯びた海豆が。って、「ビーチコーミングあるある」またかよ! いやでも許す〜。これこれ、これがほしかった。地元ではまず拾えないジオクレア! 今まで地元でジオクレアが拾えたのは、2012年の大量漂着の時だけ。千葉では2013年に拾っているけど、年に数回行けるかどうかの場所ではもちろん確率は下がる。モダマよりも出会えないんだから、ホント嬉しいよ。


          
          

今回のジオクレアは、比較的漂着例の多い“火炎(鹿角)模様”タイプだ。このタイプは以前にも拾っているけれど、ここまで色が赤いのは初めて。まあ赤いといっても赤茶色だけどね。でも太陽の光を浴びると、とてもきれいだ。いや〜これでこそ苦労して遠出してきた甲斐があるというものだ(笑) この時点で拾っていたのはモダマ1個と、このジオクレアだけだったけれど、気分的にも少し余裕が出てきたよ。


          
          

さて2カ所目に移動(と言っても同じ海岸を平行移動)して、2個目のモダマ、前記事のワニグチモダマ2個を拾った後のこと。最後に拾ったのが、この黒い海豆。一見、ワニグチモダマ無地タイプに見えるけれど、よく見てみるとヘソの部分が太くて凹まない。これはジオクレアの一種とされているヤツだね。2012年には地元で2個、千葉で1個拾っている。マメの表面が不規則にデコボコしているのも共通した特徴のようだ。と言う訳で、何だかんだと結局、今回のプチ遠征で拾えた海豆は6個。まあ何とかそこそこの成果は上げることができた。でも、まだまだ出会っていない海豆や漂着種子が多数ある。沖縄に行くのはなかなか大変でも、銚子・波崎や、逆に西側の御前崎あたりまでならプチ遠征も可能。頑張ろうっと!


          

2016.11.01 Tuesday

一粒では満足できぬ

       

神栖市波崎海岸でのビーチコーミング。モダマの他にも定番中の定番、ワニグチモダマも出たよ。拾ったのは2個目のモダマを拾った2カ所目の海岸。ここでは1カ所目と変えて、往路に陸側の古い打ち上げ線、復路に海側の新しい打ち上げ線を歩いたのだが、運良く往路で見つけることができた。しかし、ワニグチモダマは今年はすでに8月末の南房で1個拾っている。しかも、地元や遠征先も含めて2012年から毎年拾っているのだ。これは海豆漂着率の低い神奈川に住んでいる者としては、かなり上出来の結果だと思う。となると、贅沢な話だがちょっと物足りない。


              

「ワニグチモダマならな〜、2個は出ないとな〜〜!」などとのたまいながら打ち上げ帯に沿って歩いていると、なんと本当に復路でも拾っちゃったよ! 今回2個目のワニグチモダマ。大きさは最初のが長径25ミリ、2個目が長径23ミリとほぼ同じ。でも長径で2ミリ違うと、全体の大きさは最初に拾った方に比べて半周りほど小さく見える。どちらもアニマル柄だけど、最初の方は全体に赤みが強くてアニマル柄はまばら。一方、2個目の方はやや黄色みが強くてアニマル柄が密に入っている。同じアニマル鰐口さんでも、それぞれに個性があっておもしろいね。


          

さてモダマが2個、ワニグチモダマが2個。けっこうな成果だけど、これらは種類だけ見れば地元でも拾えることがある。もう一声ほしいところなんだけど、何か出たかな? ってあからさまな前振りだけど、続きます(笑)


2016.10.28 Friday

“お宝”は出発点の近くにある

       

あった〜っ! プチ遠征、最初の海豆はモダマ! 背景に見えている発電風車のところから歩き始め、直前までこの写真の反対側を延々と歩いていたのだ。行きは海に近い打ち上げ線を探り、帰りは陸側の不鮮明な打ち上げ線を辿ってきた。往復で違うルートを辿るのは広い浜辺をできるだけ網羅するのに仕方がないことだけど、何というかこの「“お宝”は出発点の近くにある」というビーチコーミングあるある! は正直勘弁してほしい。昨年に続いて今年もハズレなのか? と足が重くなっていたところにこれは、嬉しいのにもかかわらず疲れがドッと出たよ(苦笑)


         

拾ったのは長径ジャスト40ミリのヒメモダマ・タイプ。近年、こちらで拾えるモダマはアツミモダマ(リーディ)・タイプが増えている感じだけど、ヒメモダマも来てるね。表面にはさほど付着物もなく、少しだけ、おそらくエボシガイのちっさいのが付いていたような痕跡がある。陸側の不鮮明な打ち上げ線だから、打ち上がってから時間が少し経過していそうだ。


         

今回拾ったモダマはもう1つ。最初のモダマを拾った場所から、歩いた範囲が重ならないように移動した場所。長径は35ミリ、短径は30ミリと、大きさからするとタシロマメのサイズ。でもタシロマメ特有の横皺もなく、表面やヘソの特徴を見てもモダマだ。矮性の莢だったのか、普通の莢の端っこにできたものなのか何でもいいけど、これはこれで可愛くてよろし!


         
2016.09.05 Monday

16'初海豆はワニグチモダマ

       
       

先月末に台風9号の置き土産を期待して、久しぶりに千葉・南房総へ出かけてきた。冬場や春から初夏の大潮の頃に行きそびれたから、実に昨年秋以来のご無沙汰だった。まあ結果から先に言ってしまえば、期待はずれだったんだけどね。古い硝子壜も拾えず、南方系の種子はゴバンノアシなど数種類が確認できたけど、拾いものはこれだけ。今季初の海豆、ワニグチモダマ。台風の荒波に乗ったか、岩場を超えた海岸奥にコロンと1つだけ転がっていた。けっこうぷっくりとして、やや楕円形。アニマル柄も鮮明で、なかなかの“美人”さんだ。あとは地元で出会えると最高なんだけどね。


過酷な試練、過酷な運命……海山日和
2016.04.11 Monday

西表島の拾いもの・Omphalea

        
      

西表島での拾いもの、種子ネタの最後はこちら。漂着種子関連でも滅多に話題に上がることのない、この黒くて楕円形をした種子は、トウダイグサ科オンファレア属のパプアアブラギリ。この種子は、びーちこ仲間の渚の探偵:助手さんが2012年に徳島県への漂着を学術報告されている(ちなみに漂着自体は2011年のことで、2012年には高知県への漂着もブログで報告されている)。実は僕もパプアアブラギリの種子を過去に西表島で拾っていて、この学術報告に情報提供をしている。そして今回、なんと15年ぶりに同じ西表島にて再びこの種子を拾うことができたのだ。しかも最初の写真、生涯2個目のパプアアブラギリを発見したそのわずか20センチほど横で、なんと3個目も発見! 滅多に流れてこない種子を、同じ場所で2個拾ってしまった(笑) 大きさは、大きい方が長径34ミリ、小さい方が長径27ミリ。種子表面の凸凹は2つの間でも、過去に拾ったものと比べても少しずつ違うが、このあたりは個体差の範囲内だろうと思う。このパプアアブラギリ、学術報告の時点で本州への漂着記録はなく、沖縄への漂着が漂着物学会・会長でもある中西先生と、このブログでもお馴染みShigeさんから報告されている。もしかしたら2012年の太平洋側への種子大量漂着時にShigeさんが拾われているかもしれないけれど、どちらにしも皆さんにはぜひ注目してほしい漂着種子の1つだ。


「西表島の拾いもの・modama」に実ったモダマ写真追加(4/14)



「春の西表のイルミネーション」……海山日和
2016.04.06 Wednesday

西表島の拾いもの・SeaBeans

            

風邪による体調不良から完全復活できない上に、ちと忙しくなってしまい更新がままなりませんが、何とか頑張ります。
さてモダマの次は、それ以外の海豆。南の島にまで足を運んだのだから、レア豆に出会いたいもの。しかし今冬は日本海側は海豆漂着が全然ないようで、そうなると流出元は同じなんだから沖縄でも少ない? さあ、その成果は?


          
          
          
          

滞在中、一日の取材終了から宿の夕食の時間までの、正味1時間ちょい。その時間を使って昔馴染みの浜と、目星を付けていた浜など数カ所を回ってきた。もちろん毎日歩けた訳ではないので、4日で3カ所と言ったところ。成果はまあ期待したほどではないものの、南の島の面目躍如。ジオクレアの一種にハンバーガー(マルミワニグチモダマ)が出てくれた。その他ワニグチモダマ無地タイプ1、タシロマメのタイプ違い2、シロツブ2、ハスノミカズラ1、ナタマメの一種1という内容だった。ジオクレア〜ハンバーガー〜♪とつぶやきながら歩いていたら見事に出てくれたけど、まだ出会ったことのないデカつぶ(シロツブの仲間の大型種)には最後まで出会えなかった。残念!でもまあ、十分に嬉しい成果だね☆



        




こちらも更新しました。併せてお読みあれ……海山日和
2016.03.31 Thursday

西表島の拾いもの・modama

           
        

西表島と言えばやっぱりモダマ。まだうら若き●十年前に初めて西表島を訪れた際にその存在を知り、その何年か後に葉山で拾って漂着種子に入れ込む切っ掛けとなった植物種子だ。今回は2カ所の海岸で合計6個(1つは莢入り)拾うことができた。タイプ的には西表島に自生するのと同じヒメモダマ・タイプ。島内から流出したものの可能性もあるけれど、島内で果実が実る時期ではないから、海外から漂着したものである可能性が高いかな?


     

今回大きなものは右下と左上のもので、長径が45ミリ。小さなものは中下のもので長径35ミリ。莢に入ったものは莢が閉じているので取り出していない。モダマの莢は、初めに緑色の表皮が剥け、その後に残った茶色い莢が、個別にバラバラになって散布される。個別の莢はすぐに開いて豆だけで漂流することが多いけれど、自生地近くではこうした莢入りもよく見かけるよ。今回はいいサンプルなので、このまま保管するつもり。ちなみに、予告編に載せた波打ち際のモダマは、中身抜けの空っぽ、抜け殻だった(笑)


          
          

モダマは海流散布植物の1つに挙げられていて、実際に漂着種子から育ったと思われる株も見かけるけれど、本来の自生環境は山間の渓流沿い。そんな場所に一歩足を踏み入れると、立派なモダマの蔓があちこちに伸びているよ。夏の頃なら頭上にモダマの莢を見ることもできるはずだ。


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