2018.09.07 Friday

幸運の瑠璃

        

まるまる2ヶ月更新せずに過ぎてしまった…。その間、ほとんど海にも行けず、ほぼ何も拾っていないのでネタ不足は相変わらずなのだけど、ぼちぼち再開していきたいと思う。今週の初め、近畿地方に大被害をもたらした台風21号の余波で、こちらでもかなり強い風が吹いた。そこで5日に少し時間を作って海岸へと出かけてみた。そしたら、来てましたよ、青物! 場所的には、材木座海岸の豆腐川から東側だけだったけどね。


 
 

来ていたのはルリガイが中心で、殻高2センチ前後のものが7個、1.5センチほどが2個、あとはみな1センチ以下だった。ルリガイ以外はヒメルリガイが数個、アサガオガイが2個(どちらも小さめ)。大量という訳ではないけど、これくらい拾えるとけっこう楽しい。ただ豆腐川の東側はウィンドサーファーが多いので、踏み潰されたのが2個あったのが残念だった。それにしても、今年は初夏のころからずっと忙しく、海成分欠乏症状態だったから、この青物到来はかなりの充電になったよ。


 

こちらもよろしく。


2018.06.27 Wednesday

いまさら鎌倉青磁(18/6月)

 

危ない危ない…一度も更新せずに6月が終わってしまうところだった。忙しい上に梅雨時ということもあって、海岸にはほとんど行っておらず、ほとんど何も拾っていない。ストックネタも尽きかけている現状で、かなりヤバい…。どこかでドカンと一山当てたいな…(発想まで危なくなってきた 苦笑)。と言う訳で、6月に拾ったのはこれだけ。相変わらず鎌倉青磁は好調で、この日は小さいながらも形の残った高台部分が拾えた。断面の印象や、わずかに残った高台周辺部に蓮弁模様の名残があるので間違いないだろう。写真の中では左端の、青白磁っぽい欠片がちょっと自信なし。そこそこ古いものだとは思うのだけど、断面の印象や表面の青磁釉むらが典型的なものとは違う。中国青磁と同時代のものかもしれないけれど、あるいは江戸ものという可能性もある。まあ、あくまで当て推量でしかないけどね。もう海岸は海の家が建ち並んできたし、駐車場料金も上がる。ますます足が向かなくなりそうだけど、青いものの到来は期待できる。今のこの状態も、頑張って乗り切らなくちゃ!



2018.05.27 Sunday

いまさら鎌倉青磁18’

           

忙しさにかまけて更新していなかったけれど、今期もちまちまと青磁片は拾っていた。というか、家から近く、短時間で済ませられる鎌倉の海くらいしか行く余裕がなかった…というのが現実だったのだけどね。しかし、今期は質的に、これまでよりも良好な結果が得られたように思う。いつものような物撮りをしている余裕がないので、基本、現場写真(拾った全てではなく、一部のみ)でお送りするが、まず最初の写真は2月のもの。今期、出だしはあまり良くなかった。写真のものも、文様も見られない、長辺2センチほどの小さなものだ。


     
     

3月も青磁が拾えたのは1度だけ。上の写真は椀か皿の底の部分で、高台の一部も残っていた。これも小さなものだけど、しっかりとした文様がある。下の写真のものはなかなか興味深い。文様から南宋系の青磁片と思われるが、青磁釉は完全に剥がれ落ちている。鎌倉の青磁片の特徴として、非常に状態が良いものが多いことが挙げられるけれど、その中でこれは異常なレベル。しかも断面が一般的な灰色系の色ではなく、黄土色なのだ。陶土が違うということは一般的な龍泉窯や同安窯とは産地が違うという可能性があるし、陶片の状態からは時代が古い可能性も考えられる。


           
 

ここから4月。この日、良かったのは写真の3点。一言に青磁と言っても、青緑色のものとは限らない。鎌倉で拾える青磁片のうち4分の1から3分の1は、写真のようなオリーブ色系のものになる。上の写真のものは、写真ではよく見えないけれど、蓮弁の一部がはっきりと見える。


     
 

こちらも4月。この日は夕方前、しかも雨が今にも降り出すような天気。でも、これまでで一番の大当たりの日だった。拾った青磁片は大小合わせて17個!(もっとも6個は本当に小さい屑片だけどね) しかも写真上のはかなり上質のもので、鎌倉で拾える中では最大クラス。波打ち際でこれを見つけた時には、ゾクゾクっと少し震えた(笑) それ以外にも下の写真のように蓮弁がわかる、大きさもほどほどの青磁片が2個も拾えて、かなり充実した時間が過ごせた。


     
 

ここからは5月。相変わらず行ける海岸は鎌倉のみの状況。でも、青磁が拾えれば嬉しいから良いのだ(5月初めには青いのも来たしね)。写真は上下、そして次の1点もそれぞれ別の日のもの。4月に引き続き、蓮弁や篦筋文様がわかるものが拾えた。サイズ的にも鎌倉でこの大きさが出れば御の字。もっと小さい屑片も多いからね。そうした屑片は、文様があるとか、よほどの特徴がない限り拾わなくなった。それらは、きっとさらに波に揉まれ、細かく砕かれ、化学変化を起こしてセラドニウムという鉱物に変化し、鎌倉の砂の一部になっていくはずだ(なんてね!)。


           





2018.05.17 Thursday

早くも2回目

         

午前中、hiyocoさんから青物到来のお知らせ。それは今朝の情報なので、もらった時点で既に出遅れているし、生憎、すぐに動ける状況ではない。でも、なんとか仕事を片付けて、お決まりの日没前出動。15日が新月だから、満ち潮になる夕方はタイミング的には良いはず。う〜ん、確かに来ているけど、hiyocoさんのホームビーチに比べるとパッとしない感じか。カツオノエボシとカツオノカンムリが少しずつ。エボシもんは少ないし、見かけるのは1日前くらいの感じか。それでも朝の満潮線あたりを丁寧に見ていくと、アサガオガイが2個。この前が出来過ぎで、これが通常運転と言えるけれど、今期は既に2回目。この調子が続いてくれると嬉しいけど、どうなるかな?



2018.05.06 Sunday

青物到来!

      
      

GW連休の谷間2日から3日にかけて、低気圧の通過で海は大荒れ。すると3日の午前中にhiyocoさんから青物漂着のお知らせが。自分の場合、連休とかまったく関係なくバタバタしていたのだけど、夕方日没前に何とか時間を作って鎌倉・材木座海岸に出撃。ビーチコーマーたるもの、強い南風が吹いたら、何を差し置いても行かねばなるまい! 海岸に到着すると植物、海藻系のゴミに混じって、中国プラ浮きその他のえぼしもんに、カツオノエボシを中心とした青いクラゲ3種が揃い踏み。さて肝心の青い貝は…?


       
       
 

あった! アサガオガイ。そしてルリガイも。近年は、これらの浮遊性貝類が5月に来るのはかなり珍しいし、しかもサイズが出るのも珍しい。陽射しがない夕暮れの薄暗い中、目を凝らしてポツリポツリと拾っていく。結果、アサガオガイ大小18個、最大で殻幅20ミリ。ルリガイ4個、最大で殻高20ミリ、ヒメルリガイ極小1個という内容に。この時期にこれだけの数を拾ったのも初めての体験だ。今回はFBで、葉山や横須賀での漂着も報告されている。また写真でもわかる通りルリガイは卵囊をつけていたのと、その他全般にカルエボシの付着が目立った。


      

ついでに、この子も一応、青い貝類。アオミノウミウシも1個体は見つけることができた。暗いし、風は強いしで、どうしようもない写真だけど、証拠として上げておく。ボロボロだけどサイズはまあまあだったよ。


      
 

驚いたのはそれだけではない。なんと南方系の種子果実もポツポツ漂着していたのだ。まあ比較的よく見かけるモモタマナ2個はともかく、テリハボク1個、ミフクラギ1個、そしてワニグチモダマ1個、シロツブ1個、ハスノハギリ1個という、神奈川にしては上出来の漂着。ワニグチモダマはコケムシがびっしり付着していて、長い漂流を物語っていた。シロツブは、デカツブと呼ぶには物足りないけど、通常の中ではなかなか大粒の部類。地元で海豆はけっこう久しぶりなので、本当に嬉しかったよ。それにしても、今回の漂着は異例なことばかり。昔は初夏に青い貝類が漂着するのは普通で、サイズも出ていたと聞いたけれど、ここ十数年では経験していない。種子類も、1月にシロツブを拾ったことはあるけれど、他はやはり台風シーズンの夏以降だ。気候もなんだか変だけど、海流の状況などもいろいろ変な状態になってきてるのかも??



2018.04.27 Friday

久しぶりに…

       

ひょうちゃん(初期型)を拾った。実は今まで拾ったひょうちゃんはほとんどお友達にあげてしまって、手元には残っていない。まあ、これからも集めるつもりはないのだけど、なんとなく…ね。そう言えば、今日の横須賀線内で、崎陽軒のビニール袋を下げた人が乗っていた。あれは多分、特製シウマイとシウマイ弁当だった。久しぶりに食べたくなった〜(笑)


2018.03.30 Friday

海軍ものの精密機械油

           

ご無沙汰してます。ヤバいヤバい…今月一度も更新することなく月が変わるところだった。さて久しぶりの今回は、やはり昨年秋の台風の後の拾いもの。この壜はネット検索でもそこそこ見つかるもので、錨のエンボスからも察しがつくように、嬉しい旧海軍ものだ。名前もちゃんとエンボスで書いてある。「精密機械油」。ネット検索で見つけた写真の中には、当時のラベル付きのものもあり、それには「精密機械油 航空計器潤滑用(常温50cc入) 製造昭和19年○月○日 日本石油株式会社新潟精油所」のものと、もっと単純な「第一海軍燃料廠 研究部」というものがあった。また壜のサイズ(容量)の違いか、「貳號(二號)」「四號」と2種類あった。今回の壜は、高さは75ミリ、底の直径は42ミリ、口の直径は20ミリ。壜の底に、壜の口から覗いたときに「4」と読めるエンボスがある。ガラスは無色透明。ただし、ネットで出てくる中には、ガラスの色が淡い水色系のものもある。気泡は少ないけれど、ユラユラ感はある。総じて作りは比較的良いようだ。こういうものがコンスタントに出てくれると嬉しいのだけど、なかなかそうもいかない。春になって昼間に潮が引く時期だけれど、海にもほとんど行ける状態にないのが辛い…。


             
         



2018.02.11 Sunday

ナーベラーは食べても美味い

         

昨年の台風21号の後、地元で拾ったもの。ヘチマコロンの壜はビーチコーミングやディギングで出てくることもあり、よく知られた硝子壜だ。今まで欠片は何度も見ていたのだけど、やっと完品に巡り会うことができた。ヘチマコロンの壜は何タイプかあるようで、象徴的なタイプはなで肩タイプ。これは現在でも復刻されて販売されている。今回のはそこそこ見つかっているようだけど、意外とメジャーではない角張りタイプだ(ボトルソウドウさんが2タイプとも持っていらっしゃるので、こちらでご覧あれ)。今回の壜は高さ107ミリ。割れ欠け、大きな傷もない。


           

ヘチマコロンは、民間で化粧水として使われていたヘチマ水(ヘチマの茎を切ると出てくる液体で、ビタミンやペクチンを含む)を商品化したもので、天野源七商店から大正4年(1915年)に発売された。竹久夢二や海外の女優を広告に使うなどして人気を得、戦前ではベストセラー化粧品となっていたようだ。第二次大戦後の昭和27年に天野源七商店は解散し、その後は株式会社ヘチマコロンが事業を継承して現在に至っている。さて、この壜がいつ頃のものかだが、手持ちの資料にはこれによく似た壜が「天野源七商店」のものとして載っている。となれば少なくとも昭和27年以前のものだ。さらに、なで肩壜のスクリューキャップ壜が存在していることから、コルク(または硝子)栓式のこのタイプは、それより古いのではと推測できる。おそらくは戦前のものであるのは間違いないだろう。それにしても、ヘチマコロンのコロンとしたロゴは、誕生してから100年近く経っても変わらないんだね〜。



前記事に追記しました(2/11)。


2018.01.21 Sunday

地元de白玉

         

昨年は2度の沖縄旅行でシラタマ類を拾いまくった。でも、数は出ないし種類のバリエーションもほぼないけれど、地元でもシラタマが拾えることがある。今のところ、ここなら拾える…と把握している海岸は1カ所だけで、そこも常ではない。微小貝が砂浜にほどよく線を引くような時、じっくり探してやっと数個見つかるかどうかと言ったところだと思う。それに殻口側を向いたザクロガイがとても紛らわしいんだよね(笑) そもそも自分は地元ではそれほど真剣に貝拾いをしていないし、気が向いた時にしかじっくりしゃがみ込んで探すこともないので、「いやいや、もっと拾えるよ!」と仰る方もいるかもしれないけどね。


      

写真は昨年末に出かけた時の拾いもの。この日はシラタマが7個拾えて、これは自身の、地元では最高記録だと思う。そのほか、マメウニ類も少し拾えて嬉しかったな。そのほかブドウガイの仲間(ブドウガイにカイコガイダマシ?)、小さなウキダカラ…最少記録には届かないけれど、殻長11ミリはかなり小さめ。そして1個だけ拾えたカメガイ類などなど。


         

拾えたカメガイ類は、その特徴的な色彩からクリイロカメガイと思われる。これは初めて拾った。カメガイ類は何種類か拾っているけれど、なかなか出会うことがない。地元でまじめに微小貝を拾っていないから…と言われればそれまでだけどね。この手の浮遊性貝類は発生の時期や場所に偏りがあるようで、暖水と冷水が交わったり、濁りが強く出るような時期や季節に大量発生するっぽい。一度でいいから拾いきれないほどの大量漂着に出会ってみたいものだ。




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2018.01.14 Sunday

葵の御紋が目に入った!

         
    

昨年の12月頃からビーチコーマーの間で話題になっていた千葉のアオイガイの漂着。数の多さもさることながら、サイズ的にも大きなものが揚がっているのが特徴だ。びーちこ仲間のYUKIさんもタコブネとのセットで拾われているし、その他のビーチコーマーのブログ、フィエスブックの繋がりでも報告され、新聞でも紹介されていた(報告の中には神奈川県内で拾ったというものもあった)。とは言え、12月なんて千葉まで行ってる余裕はなかったし、年末年始もしかり。そして、やっと今頃になってのこのこと出かけてみたのだ。しかしまあ人気の高い南房、館山エリア。こちとら睡眠時間を削って始発の東京湾フェリーに乗って出かけているのに、現地に着いてみれば既に浜を歩いているコーマーらしき人影、そして足跡…(平日ですよ?)。打ち上げ物も少なく、こりゃあアカンな…と思いつつ、なるべく人の歩かなそうな場所に行ってみると、ありました。


     

見つけた場所は、磯とコンクリートブロックの間の狭い浜。しかも大きめの石も混じった砂利浜だ。そこに見たこともないサイズの、まったく無傷のアオイガイが転がっていた。アオイガイは以前、2013年2014年に拾っている。しかし、それとは比べものにならないくらいの見事なサイズ。そう、日本海側で揚がるようなサイズだ。正直、嬉しさよりも現実感のなさの方が上回ってしまい、自分でも意外なほど冷静に拾い上げる前の写真など撮ってしまった(笑) 状況からして、直前の満潮で打ち上がったものと思われる。前日まで強い西寄りの風が吹き、海が荒れていたので、それによって陸側に寄って来たのだろう。


     

この後、近くの砂浜で小さいものにも1個出会ったが、こちらは残念なことに大きな穴空き。岩場近くに打ち上がった壊れやすそうな大きい方が無傷で、砂浜の小さい方が壊れているって、なんか皮肉というか不思議な感じだ。結局、この日はこのアオイガイ以外はまったく成果が出なかったけれど、午前中早めの時間に満足してしまって執着が薄れ、集中力が持続しなかったのも事実。まあ、あまり欲をかくとろくなことがないだろうしね。さて、このようにかなり良い感じに始まった2018年だけど、今年はどんな出会いがあるかな〜?


*それにしても、沖ノ島の閉鎖は早いとこ何とかしてほしい。館山市のHPには昨年の台風21号の影響で遊歩道の崩壊や倒木のため…と書いてあるけど、実際には海上自衛隊館山航空基地のフェンス等が崩壊したせいだろうね。



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