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びーちこブログ・海辺で出会った拾いもの、アレコレ。。。
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扇形のペロペロ
            

ずいぶんとゆっくりの始動になりましたが、2017年最初の更新になります。本年もよろしくお願いいたします。昨年はネタ不足の影響もあり、更新が滞ることも多かったのですが、今年はもう少し頑張っていきたいと思います。


さて、年始一発目ということで少しインパクトのあるネタを。拾ったのは、もうかれこれ7〜8年前。ネタ温存をし過ぎて埃を被っていたものをお披露目しよう。この扇形のペロペロは、過去に駄菓子屋ものの本と、某ディギング・ブログで紹介されたことがあるだけの珍品。僕が出会ったのも、この時一回限りだ。


          

大きさは、扇の横の長さが50ミリ、縦の長さが32ミリ。縁の高さは8〜9ミリで、内側が3〜4ミリ凹んだ形になっている。扇って、子供向きとしては地味に思えるけれど、このあたりが何だか明治や大正時代の雰囲気を感じさせてくれるね。時代的にも戦前は確定で、そこそこ古いものだと思われる。変わり種のペロペロは、これ以外にはベーゴマ型と、トラック型の欠片しか拾ったことがないので、とても大切な宝物だ。今年はこれに匹敵するようなお宝が拾えるかな〜??(笑)



日の丸印判
         
          

もういくつ寝ると、お正月?♪ 最近はお正月も様変わり。門松を見るのも珍しくなっているし、昔のような大きなお飾りを買う人も減っているらしい。あまり見なくなったと言えば、玄関先に国旗を掲揚する家もほとんど見なくなった。まあ、自分はかなり面倒臭がりの方なので、積極的にやることはないだろうとは思うものの、子供のころによく見ていた風景が消えていくのは、ちょっと寂しい感じがする。こんなことを思うのは歳を取った証拠なのかもしれないけれどね(笑) さて今回は前振りに出てきた国旗、つまり日の丸柄の印判皿。


           
           

拾ったのは3年前で、台風後の千葉。実はこの手の印判皿は2枚目で、今度も完品か!と思ったら、座念ながら小さな削げ欠けが1カ所あった(泣) それにしても、1枚目(これは地元で拾ったもの)と比べると、この2枚目はとっても出来が悪い。1枚目も印判のズレがあったりして、けっしてよい出来ではなかったけれど、今回のものはそれに輪をかけて悪い(笑) 見込み部分など、染料が滲んでほとんど絵が潰れてしまっている。おそらく、相当に使い回した印判を用いたか、雑な大量生産を繰り返した結果だと思う。けれど、この時代のものはこの“甘さ”がひとつの味わいでもある。それに、絵柄が変だって使えれば問題ない…という強かさも、見習う部分が多い気がするね(笑)


さて、今回が2016年の最後の更新になります。今年はこの「hiroimono」あまり更新できずにスミマセンでした。来年はビーチコーミングに精進して、おもしろい記事を更新できればと思います。また例によって年末年始はネット断ちしておりますので、コメントへのレスが滞りますこと、ご了承ください。それでは、よいお年をお迎えください。
torafukebori 虎斑毛彫
      
         
        

やばいやばい、うかうかしてたら今月一度もアップしないで終わりそう…。もっと真剣にネタ拾いしないと! ということで、今回は5年前に拾ったトラフケボリ。出所は漁労屑です。でも、その場所も漁師さん廃業につき、もう拾えない…(泣) この貝、拾ったときはアヤメケボリ(写真下の右側2つ)かなと思ったのだけど、以前に拾っていたものと比べると明らかに違うので、その正体に気がついた。殻長は14ミリ。写真のとおり、拾った当初はかなり濃いめのオレンジ色(橙褐色)。ただし、ウミウサギガイ類の例に漏れず、今ではなんか肌色というか、薄い褐色に退色してしまっているけどね。殻の表面には、けっこうはっきりと「毛彫り」模様がついているのも特徴か。「虎斑」と言っても、残念ながら貝殻に縞々模様などはなし(笑) あったら、すごく格好いいんだけどね〜。ちなみに、名前の由来は外套膜の模様から。インパクト強いしすごく格好よくて、ダイビング中に初めて見つけた時は嬉しかったな。


                

*生態写真の提供は、友人でダイビングガイドの冨樫敬くん。伊豆の富戸を中心に活動しているダイビングサービス「富戸Dive空間 SAND.Y」のオーナーです。SAND.Yでは、ファンダイブはもちろん、フォトガイドダイブ、OW講習、体験ダイビングも可能だよ。ブログやFacebookページもあるので見てみてね。



みかんさん
    

先月下旬のプチ遠征。実は銚子・波崎に行く前の夕方、南房総の某ポイントにも立ち寄っていた。南房総も、昔ほどものが出なくなっているけれど、それでもたまに行けばひとつくらいは何か拾える可能性がある。そこで海岸の土の中から掘り出したのが、首長タイプのみかん水壜(上の写真の真ん中)。地面には胴の一部が見えていただけで、あまり期待もせずに掘り出したら“当たり”だったわけだ。このタイプのみかん水壜では3本目。地元で1本、南房総で2本だ。


              
              

高さは13センチ、底の直径が4.5センチで、サイズ的には前回、南房総で拾ったものに近い。残念ながらエンボス文字はないけれど、気泡がポツポツあって、ガラス内に混じりもの(ゴミ)もある。底も歪んでいて、一応は安定しているものの、触れればガタガタする。つまり、古い硝子壜の魅力は十分に備えているのだ(笑) 最近はどこも資源枯渇が著しく、びーちこでの壜拾いは諦めモードが漂っていたけれど、久しぶりの成果にちょっと胸熱だったよ。


これがほしかった!
            

前々回の記事で最初のモダマを拾った後、今度は出発地から反対方向へと歩いた。しかし、ほどほど歩いても何もなく、むなしく出発点近くまで戻ってくると…。白っぽい砂地に赤みを帯びた海豆が。って、「ビーチコーミングあるある」またかよ! いやでも許す〜。これこれ、これがほしかった。地元ではまず拾えないジオクレア! 今まで地元でジオクレアが拾えたのは、2012年の大量漂着の時だけ。千葉では2013年に拾っているけど、年に数回行けるかどうかの場所ではもちろん確率は下がる。モダマよりも出会えないんだから、ホント嬉しいよ。


          
          

今回のジオクレアは、比較的漂着例の多い“火炎(鹿角)模様”タイプだ。このタイプは以前にも拾っているけれど、ここまで色が赤いのは初めて。まあ赤いといっても赤茶色だけどね。でも太陽の光を浴びると、とてもきれいだ。いや〜これでこそ苦労して遠出してきた甲斐があるというものだ(笑) この時点で拾っていたのはモダマ1個と、このジオクレアだけだったけれど、気分的にも少し余裕が出てきたよ。


          
          

さて2カ所目に移動(と言っても同じ海岸を平行移動)して、2個目のモダマ、前記事のワニグチモダマ2個を拾った後のこと。最後に拾ったのが、この黒い海豆。一見、ワニグチモダマ無地タイプに見えるけれど、よく見てみるとヘソの部分が太くて凹まない。これはジオクレアの一種とされているヤツだね。2012年には地元で2個、千葉で1個拾っている。マメの表面が不規則にデコボコしているのも共通した特徴のようだ。と言う訳で、何だかんだと結局、今回のプチ遠征で拾えた海豆は6個。まあ何とかそこそこの成果は上げることができた。でも、まだまだ出会っていない海豆や漂着種子が多数ある。沖縄に行くのはなかなか大変でも、銚子・波崎や、逆に西側の御前崎あたりまでならプチ遠征も可能。頑張ろうっと!


          

一粒では満足できぬ
       

神栖市波崎海岸でのビーチコーミング。モダマの他にも定番中の定番、ワニグチモダマも出たよ。拾ったのは2個目のモダマを拾った2カ所目の海岸。ここでは1カ所目と変えて、往路に陸側の古い打ち上げ線、復路に海側の新しい打ち上げ線を歩いたのだが、運良く往路で見つけることができた。しかし、ワニグチモダマは今年はすでに8月末の南房で1個拾っている。しかも、地元や遠征先も含めて2012年から毎年拾っているのだ。これは海豆漂着率の低い神奈川に住んでいる者としては、かなり上出来の結果だと思う。となると、贅沢な話だがちょっと物足りない。


              

「ワニグチモダマならな〜、2個は出ないとな〜〜!」などとのたまいながら打ち上げ帯に沿って歩いていると、なんと本当に復路でも拾っちゃったよ! 今回2個目のワニグチモダマ。大きさは最初のが長径25ミリ、2個目が長径23ミリとほぼ同じ。でも長径で2ミリ違うと、全体の大きさは最初に拾った方に比べて半周りほど小さく見える。どちらもアニマル柄だけど、最初の方は全体に赤みが強くてアニマル柄はまばら。一方、2個目の方はやや黄色みが強くてアニマル柄が密に入っている。同じアニマル鰐口さんでも、それぞれに個性があっておもしろいね。


          

さてモダマが2個、ワニグチモダマが2個。けっこうな成果だけど、これらは種類だけ見れば地元でも拾えることがある。もう一声ほしいところなんだけど、何か出たかな? ってあからさまな前振りだけど、続きます(笑)


“お宝”は出発点の近くにある
       

あった〜っ! プチ遠征、最初の海豆はモダマ! 背景に見えている発電風車のところから歩き始め、直前までこの写真の反対側を延々と歩いていたのだ。行きは海に近い打ち上げ線を探り、帰りは陸側の不鮮明な打ち上げ線を辿ってきた。往復で違うルートを辿るのは広い浜辺をできるだけ網羅するのに仕方がないことだけど、何というかこの「“お宝”は出発点の近くにある」というビーチコーミングあるある! は正直勘弁してほしい。昨年に続いて今年もハズレなのか? と足が重くなっていたところにこれは、嬉しいのにもかかわらず疲れがドッと出たよ(苦笑)


         

拾ったのは長径ジャスト40ミリのヒメモダマ・タイプ。近年、こちらで拾えるモダマはアツミモダマ(リーディ)・タイプが増えている感じだけど、ヒメモダマも来てるね。表面にはさほど付着物もなく、少しだけ、おそらくエボシガイのちっさいのが付いていたような痕跡がある。陸側の不鮮明な打ち上げ線だから、打ち上がってから時間が少し経過していそうだ。


         

今回拾ったモダマはもう1つ。最初のモダマを拾った場所から、歩いた範囲が重ならないように移動した場所。長径は35ミリ、短径は30ミリと、大きさからするとタシロマメのサイズ。でもタシロマメ特有の横皺もなく、表面やヘソの特徴を見てもモダマだ。矮性の莢だったのか、普通の莢の端っこにできたものなのか何でもいいけど、これはこれで可愛くてよろし!


         
プチ遠征で青い貝
             

先週はプチッと遠征。昨年に続いて銚子方面に行ってきた。秋も深まったこの時期は日中は潮も引かないし(真夜中には引くけど、そこまでするのは面倒臭いし)、化石や琥珀はあきらめて今回は波崎一択、海豆狙い。その他、おもしろいもの大歓迎で臨む。でも、ちょっと写真を撮りたかったので、犬吠埼灯台の下で夜明かし(例によって夜行日帰りパターン)。日の出を眺めてから波崎へ移動して早速歩き出すが、打ち上げ物は多いもののどうも渋い。南方系のものがほとんどなく、あるのは利根川由来と思われる大量のオニグルミ。すると…


              
         

あれれ、あんまり期待していなかった青い貝が。と言っても大量漂着などではなく、ポツリ………ポツリ………と数十〜数百メートルおきに1〜2個という感じ。こうなれば、茶色いのはないのか?と思う訳だけど、あるのはスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)ばかり。結局、けっこうな距離を歩いて拾えたのは、ルリガイ8個、ヒメルリガイ4個、アサガオガイ4個。どれも小さめで、一番大きいのでルリガイの殻高約2センチ。波崎と言えば、数年前までは2009年にここで拾った500円玉サイズのルリガイが、自分のコレクション中最大だった。ここ最近、地元でも大きなルリガイが拾える機会に恵まれたので最大の称号は意味をなさなくなったけれど、いい思い出だ。今回の青い貝たちもしっかり思い出になったよ。


         

今回のプチ遠征ネタ、少し引っ張ります(笑)


今か昔か、昔か今か
         
         

これからのシーズン、水温が下がってくると、特に南方系の種類を中心に死んで打ち上げられる貝が増える。先シーズンはほとんど行かずに終わったけれど、ここ数年、真冬から早春の南房に出かけて貝を拾うことがある。と言っても自分の好みにはかなり偏りがあるので、いろいろな貝を満遍なく拾うようなことはせず、特定のグループだけを拾うことが多い。その特定のグループの1つがイトカケガイの仲間だ。そして2シーズン前、写真のようなイトカケガイを拾ったのだ。見ての通り、螺塔の巻きが完全に離れている奇妙な形。名前はすぐにわかった。その名もクルイイトカケ。殻長5ミリほどの小さな貝だ。


           

ただこの貝、現生種の分布は紀伊半島以南らしい。もちろん南房なら、南方種の幼生などが漂流してきて偶発的に発生することは多々ある。しかしネットで見ていると、このクルイイトカケと思われる貝の化石を、僕が拾った場所の近隣で採集されている方がいた。時代的には新生代完新世、約1万年前から現在を含む時代で、特に初期は最終氷期が終わって地球が温暖化して今よりも海水面が高く、南房のあたりには大規模なサンゴ礁が発達していた。その一部の化石層は千葉県や館山市の天然記念物に指定されているし、小さな欠片などは海岸で拾うことができる。つまり、このクルイイトカケも当時の地層から洗い出された化石の可能性もあるのだ。現状では現生か化石か判断することはできないけれど、いろいろ想像すると楽しくなるね。しかも、この造形美! 自然にはホントいつも驚かされるよ。
Gosun no Gyoku
           
       

先月末の南房遠征、その数少ない成果のひとつがこれ。台風絡みの大波で運ばれたのだろう、岩場の奥の奥に鎮座していた。その割にはまったくの無傷。きれいに網掛けされているので、いい具合に保護されたのかもしれない。1枚目の写真右端に写っている流木に引っ掛かっていたが、これは偶然だろう。大きさは直径約18センチ。尺の半分の5寸サイズになる。残念ながらヘソは無記名。網掛けのロープが白くて新しいように見えるけれど、これは塗料が塗ってあるため。おそらく付着生物を防ぐための加工だろう。これまで拾ってきた硝子浮きは全てこれ以下のサイズなので、見つけた時はちょっと興奮した。しかし冷静になって考えると、けっこう置き場所に困るもの。このサイズなら何とかなるけど、尺玉とか見つけたら正直悩むだろうな。いや、もちろん拾いますけどね(笑)



        

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